特許
J-GLOBAL ID:200903026013730932

ミクロ構造を有する光ファイバと従来型の光ファイバとを接合するためのスプライス接合部および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-540708
公開番号(公開出願番号):特表2005-508020
出願日: 2002年10月07日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
孔(7)のアレイによって形成されたミクロ構造(5)を備えた、ミクロ構造を有する光ファイバ(1)の端部と、従来型の光ファイバ(3)の端部とを接合するために、光学的スプライス接合部とスプライス方法とが提供される。光学的スプライス接合部(27)は、ミクロ構造を有する光ファイバ(1)と従来型の光ファイバ(3)との双方の対向端部(15,17)が融着された部分から形成され、ミクロ構造を有する光ファイバ(1)は、ミクロ構造(5)の半径方向の厚さよりも少なくとも1.6倍厚いジャケット(9)で囲まれており、スプライス接合部(27)は、0.30dB 未満の光学的損失とともに少なくとも210MPa(30Kpsi)の引っ張り強度を有し、ミクロ構造(5)を形成する複数の孔(7)の潰れは比較的僅か(すなわち約30%)である。ミクロ構造を有する光ファイバ(1)と従来型の光ファイバ(3)との双方の端部(15,17)を融着接続機(18)内で整列させ、かつミクロ構造を有する光ファイバの端部(25a)を偏位させた状態で、低電流アーク(23)を用いた2段工程においてファイバ端部(25a,25b)を加熱することによってスプライス接合部(27)が形成される。
請求項(抜粋):
光軸の周りに配置された導光ミクロ構造内に配置されたモードフィールドと、前記ミクロ構造を取り囲むジャケットとを備えた、ミクロ構造を有する光ファイバの端部と、 光軸の周りに配置されたモードフィールドを備え、該モードフィールドの直径が前記ミクロ構造を有する光ファイバの前記モードフィールドの直径にほぼ等しい光ファイバの端部と、 前記双方ファイバを接合する、前記端部の融着部とを含み、 該融着部における光学的損失が1dB 未満であることを特徴とする光学的スプライス接合部。
IPC (1件):
G02B6/255
FI (1件):
G02B6/24 301
Fターム (4件):
2H036JA00 ,  2H036MA12 ,  2H036MA13 ,  2H036MA17
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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