特許
J-GLOBAL ID:200903026017472008

高性能空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-226034
公開番号(公開出願番号):特開平5-058112
出願日: 1991年09月05日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ベルトのバックリング発生を防止し、車両の操縦安定性の向上と、発生騒音の低減ができる。【構成】トレッド幅方向中央区域にベルト4外周側に追加補強層5を、又同方向側部区域にベルト外周側に追加補助層6a,6bを設ける空気入りラジアルタイヤにおいて、隣接ベルト層4bの金属コードと交差する方向に延びる追加補強層幅を、ベルト層最小幅より狭くする一方、幅方向最外側配置の周方向溝2間隔より広くする。追加補助層形成の有機繊維コードをタイヤ周方向に延在させ、少く共二層の追加補助層幅を相互に異寸法とし、半径方向内側配置の追加補助層6a幅方向内側端を、追加補強層側端に隣接配置させると共に、その幅方向外側端を、最大幅ベルト層側端外側に配置させ、半径方向外側配置の追加補助層6b幅方向内側端を、幅方向最外側配置の周方溝内側で、トレッドセンター外側に配置させると共に、その幅方向外側端を、最大幅ベルト層側端外側に位置させる。
請求項(抜粋):
タイヤ周方向にのびる複数本の周方向溝を形成してなるトレッド踏面部と、タイヤ周方向に対して実質的に90°の角度でのびるコードの少なくとも一プライからなるカーカスと、このカーカスのクラウン部の外周側に配設され、タイヤ周方向に対して比較的小さい角度でのびて相互に交差するそれぞれの金属コードからなる二層のベルト層とを具え、それらのベルト層の外周側で、トレッド幅方向の中央区域に一層の追加補強層を設けるとともに、トレッド幅方向の両側部区域に、有機繊維コードからなる、少なくとも二層の追加補助層を設けなる空気入りラジアルタイヤであって、前記追加補強層を、それに隣接するベルト層の金属コードと交差する方向にのびて、タイヤ周方向に対して傾斜するコードで構成し、その追加補強層の幅を、ベルト層の最小幅より狭くする一方、トレッド幅方向の最外側に位置するそれぞれの周方向溝の間隔より広くし、前記追加補助層を形成する有機繊維コードを実質的にタイヤ周方向に延在させるとともに、少なくとも二層の追加補助層の幅を相互に異なる寸法とし、タイヤ半径方向の内側に位置する追加補助層の、トレッド幅方向の内側端を、追加補強層の側端に隣接させて位置させるとともに、それの、トレッド幅方向の外側端を、最大幅ベルト層の側端よりさらに外側に位置させ、また、タイヤ半径方向の外側に位置する追加補助層の、トレッド幅方向の内側端を、トレッド幅方向の最外側に位置する周方向溝より内側で、トレッドセンターより外側に位置させるとともに、それの、トレッド幅方向の外側端を、最大幅ベルト層の側端よりさらに外側に位置させてなる高性能空気入りラジアルタイヤ。
IPC (5件):
B60C 9/22 ,  B60C 9/20 ,  D02G 3/48 ,  D07B 1/06 ,  G10K 11/16

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