特許
J-GLOBAL ID:200903026018202306

蓄熱空調システム装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231157
公開番号(公開出願番号):特開平9-072579
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 翌日の空調負荷に対応する過不足のない適切な量の蓄熱を可能とし、これにより通常運転による電力使用量が所定電力たとえば契約電力を超えてしまう不具合を回避し、かつ電力の無駄な消費を回避し、運転コストの低減が図れる蓄熱空調システム装置を提供する。【解決手段】 翌日の空調負荷を予測し、この予測空調負荷のうち、ヒートポンプ装置6,23の契約電力内の通常運転で処理可能な空調負荷を除く残余空調負荷を求め、その残余空調負荷の処理に必要な蓄熱槽21の必要放熱量を求めるとともに、ヒートポンプ装置23の蓄熱能力と夜間電力料金割引時間帯とに基づいて蓄熱槽21に生じる標準蓄熱量を求め、標準蓄熱量より必要放熱量が多いとき、その標準蓄熱量と必要放熱量との差に応じて、ヒートポンプ装置23による蓄熱運転の開始時刻または終了時刻を補正する。
請求項(抜粋):
蓄熱槽と、この蓄熱槽への蓄熱および空調負荷の処理を行なうための熱源機とを備え、熱源機を予め定められた夜間電力料金割引時間帯に運転して蓄熱槽への蓄熱を行ない、その蓄熱槽からの放熱を空調に利用する蓄熱空調システム装置において、翌日の空調負荷を予測する手段と、この予測空調負荷のうち、前記熱源機の所定電力内の運転で処理可能な空調負荷を除く残余空調負荷を求める手段と、この残余空調負荷の処理に必要な前記蓄熱槽の必要放熱量を求める手段と、前記熱源機の蓄熱能力と夜間電力料金割引時間帯とに基づき、前記蓄熱槽に生じる標準蓄熱量を求める手段と、この標準蓄熱量より前記必要放熱量が多いとき、その標準蓄熱量と必要放熱量との差に応じて、前記熱源機による蓄熱運転の開始時刻または終了時刻を補正する手段と、を具備したことを特徴とする蓄熱空調システム装置。

前のページに戻る