特許
J-GLOBAL ID:200903026028048755

対象物の識別構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137786
公開番号(公開出願番号):特開平5-307113
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 対象物を確実に識別できると共に対象物のデザインを制約することがない対象物の識別構造を提供する。【構成】 可視光を透過しかつ可視光以外の特定の波長の光を固有の回折特性をもって反射する光反射層と、この光反射層を透過した直線偏波光を複屈折により回転させる偏波面回転層とを有する識別部を対象物に設け、特定の方向に偏波面を有する直線偏波光の投光手段と、上記光反射層からの反射光を受光する受光手段と、偏波面が回転していない直線偏波光のみを透過するように受光手段の受光面に設けられた偏光フィルタとをもって識別することにより、可視光が光反射層により反射されず、透明となることから対象物のデザイン上の自由度が著しく向上する。また、識別時にノイズとなる対象物表面からの反射光を遮断できることから識別信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
対象物に固有の光学的識別性を有する識別部を設け、前記識別部に向けて投光手段をもって検出光を照射し、その出射光を受光手段をもって受光し、前記受光手段の受光状態から前記対象物が正規の対象物であることを識別する対象物の識別構造であって、前記投光手段が、特定の波長であって、かつ特定の方向に偏波面を有する直線偏波光を投光する手段からなり、前記識別部が、可視光を透過しかつ可視光以外の特定の波長のを反射する材料からなると共に光学的識別手段にて識別可能な固有の回折特性をもって前記波長の光を反射する光反射層と、前記特定波長の直線偏波光を複屈折により90 ゚回転させる光学的異方体からなる偏波面回転層とを有し、前記受光手段がその受光面に、前記回転していない直線偏波光のみを透過するフィルタを有することを特徴とする対象物の識別構造。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G06K 19/06

前のページに戻る