特許

J-GLOBAL ID：200903026036808874

砥粒付ソーワイヤおよびその製造方法

発明者： 大橋 晴志郎 ,  岡田 伸一 ,  松沢 操
出願人/特許権者： 日立電線株式会社
代理人 (1件)： 平田 忠雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-141866
公開番号（公開出願番号）：特開平10-328932
出願日： 1997年05月30日
公開日（公表日）： 1998年12月15日
要約：

【要約】【課題】スライス時における被スライス物との磨耗や振動等によって砥粒が脱落し、長時間にわたって被スライス物を効率良くスライスできない。【解決手段】80m/secの速度を超えるジェット気流の中で粒径5〜20μmの超微粒子を心線41に吹き付け無数の梨地状の凹み10を形成し、この凹み10に砥粒42Bが混練されたバンイダ42Aを塗布し、砥粒絞りダイス13Bの絞りによって砥粒42Bを凹み10に入り込ませるとともに外径を均一化し、焼付装置14によって焼き付ける。

請求項（抜粋）：

有機,無機材料等からなるバインダと砥粒を混練した塗料を心線の表面に塗布し焼付固着した砥粒付ソーワイヤにおいて、前記心線は、前記表面に細かい凹みを有し、前記砥粒が前記凹みに入り込んで前記心線と固着していることを特徴とする砥粒付ソーワイヤ。