特許
J-GLOBAL ID:200903026037549970

浴槽湯張装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331739
公開番号(公開出願番号):特開平5-164404
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 装置の設置条件の差異や気温の変化に対応した浴槽への湯張給湯を行い、給湯動作だけで目標設定温度の湯張りを入手する。【構成】 浴槽水を循環加熱する追焚き回路21と追焚加熱器22と、追焚加熱器22に設けられた湯張温度検出器40と、追焚き回路21に給湯する給湯器24と、自動湯張りの操作スイッチ27と、湯張温度設定器26と、操作スイッチ27のON信号等を受けて給湯器24から浴槽20に設定湯量給湯した後、ポンプ39を循環して浴槽20に張られた湯張温度を検出して湯張温度設定器26で設定された温度との差を補正し、次回の給湯を行う偏差記憶器47と、これらの部品を制御して湯張り制御を行う制御装置44を備えた構成である。【効果】 偏差記憶器の働きにより、浴槽に給湯するだけで湯張温度が設定温度にでき、追焚加熱器22による追焚き時間を不要にして湯張運転所要時間を短縮し、迅速な入浴を可能にする等の便宜を入手できる。
請求項(抜粋):
給湯器から浴槽への給湯流量q(l/分)を検出する流量検出器および給湯温度Tq を検出する給湯温度検出器と、浴槽への湯張設定湯量Q(l)を設定する湯張量設定器および湯張設定温度TS を設定する湯張温度設定器と、攪拌された浴槽水の湯張温度TB を検出する湯張温度検出器と、P=Tq ×∫qdt式により浴槽へ湯張給湯した給湯熱量Pを演算する給湯熱量演算器と、F=TB ×∫qdt式による浴槽の湯張熱量F、FS =TS ×∫qdt式による浴槽の目標湯張熱量FS から、FS -F=(TS -TB )×∫qdt=ΔTS ×∫qdt式により温度偏差ΔTS を演算する湯張熱量演算器と、前記温度偏差ΔTS を記憶して給湯熱量Pを演算するとき、給湯温度Tq に代えて温度TS +ΔTS を用いるように指示する偏差記憶器を備えた浴槽湯張装置。
IPC (2件):
F24H 1/46 ,  F24H 1/00 302
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-134451

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