特許
J-GLOBAL ID:200903026038419085

電磁クラッチ用ロータの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-291992
公開番号(公開出願番号):特開平7-145832
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 位置決めの必要がなく、磁気の漏れがないロータの製造方法の提供。【構成】 磁性体金属板をプレス加工で円形に打抜き円板材を形成する。次いで円板材の中心をプレス加工で打抜き、冷間鍛造によって内周壁8、外周壁9およびこれらを繋ぐ底部11からなる断面コの字形のリング状部材を形成する。そして、電磁クラッチ6が配される側における底部11の内周側と外周側とに全周に亘ってそれぞれ溝を形成する。そして、銅よりなる結合部材22を前記各溝内に拡散接合する。そして、底部11を結合部材22が露出しない範囲だけ切削し摩擦面10aを形成する。そして、内周側の溝に対向する摩擦面10aを全周に亘って切削して凹面24を形成する。
請求項(抜粋):
磁性体のリング状板材を、塑性加工することによって内周壁、外周壁、およびこの内周壁と外周壁とを繋ぐ底部からなる断面コの字形のリング状部材を形成するリング状部材形成工程と、この工程を行った後に、前記リング状部材の開放側に、全周に亘って前記底部に複数のリング状の溝を形成する溝形成工程と、前記複数のリング状の溝のそれぞれに、全周に亘って非磁性材よりなる結合部材を接合する接合工程と、前記結合部材が露出しない範囲の量だけ前記底部の底面を切削して摩擦面を形成する摩擦面形成工程と、前記結合部材が接合された前記溝に対向する前記摩擦面の一部を凹まして凹面を形成し、前記結合部材を前記摩擦面側に露出させる凹面形成工程と、を有する電磁クラッチ用ロータの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-172025
  • 特開昭56-055721

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