特許
J-GLOBAL ID:200903026045433522
ギヤ機構および電動パワーステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-284878
公開番号(公開出願番号):特開2002-098198
出願日: 2000年09月20日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】合成樹脂材製のギヤが熱変形しても適正な噛み合い状態を維持できるギヤ機構を提供する。【解決手段】第1シャフト50と第2シャフト3の中の少なくとも一方は、ハウジング21よりも熱膨張係数の大きな合成樹脂材製のスペーサ64を介してハウジング21により支持される。第1シャフト50の外周に設けられる第1ギヤ9と、第1ギヤ9に噛み合うと共に第2シャフト3の外周に設けられる第2ギヤ10の中の少なくとも一方は、ハウジング21よりも熱膨張係数の大きな合成樹脂材製とされている。そのスペーサ64を介してハウジング21により支持された第1シャフト50は、スペーサ64に向かう弾力を受け、スペーサ64の熱変形によりハウジング21に対して径方向において変位する。スペーサ64の熱変形によるシャフト50の変位方向は、その合成樹脂材製ギヤ10の熱変形による両ギヤ9、10の歯の間のバックラッシ変化を低減する方向とされている。
請求項(抜粋):
第1シャフトと、第2シャフトと、両シャフトを支持するハウジングと、その第1シャフトの外周に設けられる第1ギヤと、その第2シャフトの外周に設けられると共に第1ギヤに噛み合う第2ギヤとを備え、両ギヤの中の少なくとも一方は、そのハウジングよりも熱膨張係数の大きな合成樹脂材製とされているギヤ機構において、両シャフトの中の少なくとも一方は、そのハウジングよりも熱膨張係数の大きな合成樹脂材製のスペーサを介して前記ハウジングにより支持され、そのスペーサを介してハウジングにより支持されたシャフトに、そのスペーサに向かう弾力を作用させる弾性部材が設けられ、そのスペーサを介してハウジングにより支持されたシャフトは、そのスペーサの熱変形によりハウジングに対して径方向において変位可能とされ、そのスペーサの熱変形によるシャフトの変位方向は、前記合成樹脂材製ギヤの熱変形による両ギヤの歯の間のバックラッシ変化を低減する方向とされていることを特徴とするギヤ機構。
IPC (3件):
F16H 1/16
, B62D 5/04
, F16H 55/24
FI (3件):
F16H 1/16 Z
, B62D 5/04
, F16H 55/24
Fターム (18件):
3D033CA04
, 3D033CA16
, 3D033CA28
, 3J009DA05
, 3J009DA06
, 3J009EA06
, 3J009EA19
, 3J009EA32
, 3J009EB06
, 3J009EB23
, 3J009EB24
, 3J009EC06
, 3J009FA08
, 3J009FA14
, 3J030AB04
, 3J030AB08
, 3J030AC02
, 3J030BA03
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