特許
J-GLOBAL ID:200903026049437425

スケジューリング装置およびスケジューリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-155746
公開番号(公開出願番号):特開平10-004431
出願日: 1996年06月17日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 複数のキューから、過去の履歴を反映した形で情報要素が読み出せるスケジューリング装置とスケジューリング方法を提供する。【解決手段】 各キュー12に対して、そのキューが処理対象となった回数から、そのキューより実際に取り出された情報要素(ルータ10では、パケット)数を減じた値e_countを記憶するためのキュー履歴テーブル14と、各キューを巡回的に処理対象とし、処理対象としたキュー内に情報要素が存在していなかった場合には、キュー履歴テーブル14内のそのキューに対応するe_countに“1”を加算し、処理対象としたキュー内に情報要素が存在してた場合には、そのキューから、そのキューに対応するe_countの値に応じた個数の情報要素を連続して取り出し、取り出した情報要素の個数分、そのe_countの値を減少させるスケジューリング部15とからスケジューリング装置を構成する。
請求項(抜粋):
入力された情報要素を記憶する複数のキューから、情報要素を取り出すためのスケジューリング装置であって、前記複数のキューのそれぞれに対して、そのキューから余分に読み出す情報要素の個数の上限を定めるデータである読出個数データを記憶する記憶手段と、前記複数のキューの中の1つのキューを巡回的に処理対象として指定する指定手段と、この指定手段で指定されたキューに情報要素が記憶されているか否かを判定する判定手段と、この判定手段によって情報要素が記憶されていないと判定された場合に、前記記憶手段内の、前記指定手段で指定されたキューに対応する読出個数データに1を加算する加算手段と、前記判定手段によって情報要素が記憶されていると判定された場合に、前記指定手段で指定されたキューから、1個の情報要素を取り出すとともに、そのキューに対応する読出個数データが1以上であるか否かを判断し、読出個数データが1以上であった場合には、そのキューからその読出個数データを上限とする個数の情報要素を取り出し、取り出した情報要素の個数を、そのキューに対応する読出個数データから減ずる情報要素取出手段とを具備することを特徴とするスケジューリング装置。

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