特許
J-GLOBAL ID:200903026072798524

マイクロプロセッサカード間の権利の交換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029903
公開番号(公開出願番号):特開平6-203226
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】マイクロプロセッサカード間で権利データを安全に交換する。【構成】各々のマイクロプロセッサカードは、複数の暗号化キーK1,K2,...及び多様化された特有のキーKa5,Kb3を用いる。借方記入すべきカードAは、貸方記入すべきカードBから受け取った値に基づき再構成する多様化キーKa5を用いて証書を計算し、貸方記入すべきカードBに送達する。
請求項(抜粋):
第1のカード(A)に一定金額(M)を借方記入しこの同じ金額(M)を第2のカード(B)に貸方記入することから成るマイクロプロセッサカード間の権利交換方法において、- カード(A)及び(B)はそれぞれ(a)及び(b)というアイデンティティでマーキングされていること、- 貸方記入すべきカード(B)は自らアイデンティティ(b)と自ら選んだ数字(N)をアドレスすることにより借方記入すべきカード(A)に対して識別され、このカード(B)は交換すべき権利の金額(M)を示すこと、- 借方記入すべきカード(A)は、自らの権利の残高が要求されている金額(M)以上であるか否か確認すること、- 肯定的結果である場合、借方記入すべきカード(A)はその残高を金額(M)だけ減額させ、金額(M)、貸方記入すべきカード(B)のアイデンティティ(b)及び数字(N)の関数Fである証書、つまりF(M,b,N)を計算すること、- 借方記入すべきカード(A)はこの証書F(M,b,N)を貸方記入すべきカード(B)に送ること、- 貸方記入すべきカード(B)はこの証書F(M,b,N)を受けとり、これから金額(M)、アイデンティティ(b)及び数字(N)を演繹すること、- 貸方記入すべきカード(B)は、計算された金額(M)がまさに要求された金額(M)であるか、計算されたアイデンティティ(b)がまさに自らのものであるか、及び計算された数字(N)がまさに自ら選んだ数字(N)であるかを確認すること、- 肯定的結果である場合、貸方記入すべきカード(B)は、次回の交換を目的として数字(N)を変更し、問題の金額(M)だけ自らの残高を交換すること、から成る方法であって、証書Cを計算するのに役立つ関数Fは、- 予め複数の暗号化キー(K1,K2,...Km,...,Kn,...)を定義づけること、- 貸方記入すべきカード(B)は、キー番号nがカード(B)のアイデンティティbの関数(u)である(u(b)=n)ようなこれらの複数のキーのうちの1つつまり(Kn)を含んでいること、- 借方記入すべきカード(A)は、各々複数のキーK1,K2...及び借方記入すべきカード(A)のアイデンティティ(a)の一関数でありかつ個人化の際にカード(A)内にロードされるようないくつかの多様化されたキーKa1,Ka2,...,Kan,...を含んでいること、- 借方記入すべきカード(A)は貸方記入すべきカード(B)のアイデンティティ(b)を受けとって、関数u(b)により多様化されたキーの行nを計算し、自ら証書(C)を計算するのに用いなくてはならない多様化されたキーKan行をそこから演繹すること、- 貸方記入すべきカード(B)は、借方記入すべきカード(A)に相応するアイデンティティ(a)及び独自のキー(Kn)を用いて、自ら受けとった証書の計算に役立った多様化されたキーKanを計算すること[なおこのとき貸方記入すべきカード(B)はこの多様化されたキーKanを用いて証書Cを復号できる]といったオペレーションにより定義づけされ使用されることを特徴とする方法。
IPC (4件):
G06K 19/07 ,  G06F 15/30 340 ,  G06F 15/30 350 ,  G07F 7/12
FI (2件):
G06K 19/00 N ,  G07F 7/08 C

前のページに戻る