特許
J-GLOBAL ID:200903026075545600
スイッチング電源装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-324383
公開番号(公開出願番号):特開2009-148107
出願日: 2007年12月17日
公開日(公表日): 2009年07月02日
要約:
【課題】定電圧制御の状態から過電流保護動作により出力電圧が垂下する臨界的な条件が特異点となって振動するといった問題を解消して、定常時の定電圧制御と過電流時の定電流制御とを安定的に行えるようにしたスイッチング電源装置を構成する。【解決手段】定電圧制御モードでは、出力電流Ioが上限電流値Icに達したことを検知したとき、定電圧制御モードから定電流制御モードへ制御モードを切り替え、定電流制御モードでは、出力電圧Voが定常電圧Vcより高い所定値Vsに達したことを検出したとき、定電流制御モードから定電圧制御モードへ制御モードを切り替える。出力電流Ioの上昇にともなって(1)から(2)へ推移し、その後の出力電流の減少にともなって(3)から(4)へ推移する。このヒステリシス特性によって、特異点付近での定電圧制御と定電流制御とが交互に切り替わる振動現象が回避される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
トランスまたはインダクタと、前記トランスまたはインダクタに接続されて入力電源をスイッチングするスイッチング素子と、前記スイッチング素子のオン・オフによって前記トランスの2次側または前記インダクタより後段で出力電圧を整流平滑して出力する整流平滑回路と、を有するスイッチング電源装置において、
前記整流平滑回路の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、
前記整流平滑回路から負荷に流れる出力電流または入力電源からの入力電流を検出する電流検出手段と、
前記出力電圧検出手段による検出電圧値が所定の定常電圧値を保つように前記スイッチング素子のオン・オフ制御を行う定電圧制御手段と、
前記電流検出手段による検出電流値が所定の上限電流値を超えないように前記スイッチング素子のオン・オフ制御を行う定電流制御手段と、
前記電流検出手段により前記検出電流値が前記上限電流値に達したことを検知したとき、前記定電圧制御手段による定電圧制御モードから前記定電流制御手段による定電流制御モードへ制御モードを切り替え、前記出力電圧検出手段により前記出力電圧値が前記定常電圧値より高い所定電圧値に達したことを検知したとき、前記定電流制御モードから前記定電圧制御モードへ制御モードを切り替える制御モード切替手段と、
を備えたスイッチング電源装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
5H730AA20
, 5H730AS01
, 5H730BB27
, 5H730DD04
, 5H730EE03
, 5H730EE08
, 5H730FD01
, 5H730FD41
, 5H730FF09
, 5H730FG05
, 5H730XX15
, 5H730XX22
, 5H730XX35
, 5H730XX45
, 5H730XX47
引用特許:
出願人引用 (1件)
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スイッチング電源装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-252210
出願人:株式会社村田製作所
審査官引用 (3件)
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