特許
J-GLOBAL ID:200903026080095729

パッファ形ガス遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099691
公開番号(公開出願番号):特開2000-294095
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】駆動装置が小型で済む遮断器を提供する。【解決手段】固定アーク接触子1の外周にガス空間12を介して円筒10が配され、このガス空間12はその反可動アーク接触子3側が塞ぎ板11でもって塞がれるとともに可動アーク接触子3側が開口され、円筒10の内周面と固定アーク接触子1の外周面とを絶縁ノズル8が摺動するように形成され、遮断動作時に絶縁ノズル8のスロート部8Aが固定アーク接触子1から抜け出したときにアーク9によって熱せられた絶縁ガスがガス空間12へ流れ込むようにする。
請求項(抜粋):
棒状の固定アーク接触子と、この固定アーク接触子と接離する可動アーク接触子と、この可動アーク接触子の反固定アーク接触子側に固定された排気ロッドと、この排気ロッドの外周表面との間にパッファ室を形成するパッファシリンダと、このパッファシリンダの固定アーク接触子側に固定され、可動アーク接触子の外周を包囲し、固定アーク接触子側に形成されたスロート部に固定アーク接触子が摺動するようにして出入りするとともに、前記パッファ室の吹き出し穴から吹き出されるガスを固定アーク接触子と可動アーク接触子との開離間隙へ導く絶縁ノズルと、前記パッファ室に挿入されるとともに排気ロッドの外周面とパッファシリンダの内周面とに摺動し、パッファ室の反固定アーク接触子側を塞ぐ不動の固定ピストンとが絶縁ガスとともに密閉容器に収納され、前記排気ロッドの反可動アーク接触子側に連結されるとともに可動アーク接触子と排気ロッドとパッファシリンダとの可動部を移動させる駆動装置が前記密閉容器の外部に設けられ、遮断指令が出されると駆動装置が動作して前記可動部を反固定アーク接触子側に移動させ、この移動に伴って固定ピストンがパッファ室内の絶縁ガスを圧縮し、この圧縮された絶縁ガスをパッファ室の吹き出し穴から前記開離間隙へ吹き出すことによって開離間隙に発生するアークを消弧させるパッファ形ガス遮断器において、前記固定アーク接触子の外周にガス空間を介して円筒が配され、このガス空間はその反可動アーク接触子側が塞ぎ板でもって塞がれるとともに可動アーク接触子側が開口され、円筒の内周面と固定アーク接触子の外周面とを絶縁ノズルが摺動するように形成され、遮断動作時に絶縁ノズルのスロート部が固定アーク接触子から抜け出したときにアークによって熱せられた絶縁ガスが前記ガス空間へ流れ込むようにしてなることを特徴とするパッファ形ガス遮断器。
Fターム (6件):
5G001AA08 ,  5G001BB04 ,  5G001CC03 ,  5G001DD04 ,  5G001EE03 ,  5G001EE09

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