特許
J-GLOBAL ID:200903026085600308

鋼管の内ダイヤフラム成形工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-080339
公開番号(公開出願番号):特開平5-245629
出願日: 1992年03月03日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 柱貫通形・内ダイヤフラム仕口部を備えたコラムにおける内ダイヤフラムの自動組付けおよび自動溶接工法の提供。【構成】 コラム1の長手軸方向に沿って取付けられるべき内ダイヤフラム54,55の位置の相互の間隔に合わせて切断した、小径鋼管のスペーサゲージ13をあらかじめ内ダイヤフラム54,55に溶接しておいて、この内ダイヤフラムを一枚宛コラム内に挿入して、溶接済みの内ダイヤフラムとの間隔を規制し、そのダイヤフラムとコラム内周壁との間を自動隅肉溶接をすることによりコラムを切断せず、開先加工、溶接加工量とも少なくし、コラム強度を落さず、精度の高い、均質な柱貫通形・内ダイヤフラム仕口部を備えたコラムを工場加工することができる内ダイヤフラムの自動組付けおよび自動溶接工法。
請求項(抜粋):
(1)押上げ高さを指定できるジャッキに裏当て金付き第1ダイヤフラムを載せ、ここに心合わせをして、所定長のコラム(鋼管)を覆せ、台座上に垂直に固定すると共に、台座面からの第1ダイヤフラムの高さを指定する。(2)コラムの上端開口から内側に、ガイド付き内面自動溶接機を挿入すると共に、前記第1のダイヤフラムに衝き当った位置で停止させ、溶接機のトーチを鋼管内壁と第1ダイヤフラムとの突合わせ隅部に沿ってガイドし、第1ダイヤフラム四辺を鋼管内壁に仮付け溶接する。(3)前記第1ダイヤフラム四辺を、漸次本溶接する。(4)前記溶接機をコラムから抜き出す一方、少なくとも、本工法が終了する迄にジャッキの押上げ部を旧に戻す。(5)前記ダイヤフラムの大きさよりも僅かに小径の鋼管を所要長に切断して、その端面を裏当て金付き第2ダイヤフラムの下側に、ほぼ心合わせをして溶接し、コラムの上端開口から、その内側に前記小径鋼管側を下にして挿入して、前記鋼管端面が第1ダイヤフラムに衝き当るまでおろす。(6)再び、ガイド付き内面自動溶接機をコラム内側におろして、前記第2ダイヤフラムに衝き当った位置で停止させ、前記溶接機のトーチを鋼管内壁と前記第2ダイヤフラムとの突合わせ隅部に沿ってガイドし、第2ダイヤフラム四辺を鋼管内壁に仮付け溶接する。(7)前記第2ダイヤフラム四辺を、漸次、本溶接する。(8)前記自動溶接機をコラムから抜き出す。上記第(5)〜(8)項記載の工程を繰返し、所要数のダイヤフラムを組付け完了後、コラムの固定を解除する工程よりなる鋼管の内ダイヤフラム成形工法。
IPC (5件):
B23K 9/00 501 ,  B23K 9/00 ,  B23K 9/02 ,  B23K 37/04 ,  B23K 37/06

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