特許
J-GLOBAL ID:200903026101229437

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-293795
公開番号(公開出願番号):特開平6-115413
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 車両制動に先立って、ディスクブレーキのパッドをディスクに接触しない待機位置まで前進させるディスクブレーキ装置において、パッド摩耗の影響を受けることなくパッドを精度よく待機位置まで前進させる。【構成】 パッド46の移動位置を測定子49,摺動子54,抵抗体56等によりポテンショメータの原理を利用して検出するとともに、各回の車両制動においてパッド46の前進端位置を検出し、次回の車両制動に先立って、パッド46の位置を監視しつつアキュムレータの圧力をホイールシリンダ22に作用させ、パッド46を前回の前進端位置の直前の待機位置まで前進させる。パッド46の位置を直接に検出しつつパッド46を前進させるから、パッド46の摩耗に伴う肉厚減少の影響を受けることなく、パッド46が精度よく待機位置に前進させられ、これにより、ブレーキの効き遅れも引きずりも防止される。
請求項(抜粋):
車輪と共に回転するディスクにパッドが押し付けられることによって車輪の回転を抑制するディスクブレーキを備えたディスクブレーキ装置において、前記パッドが、それの非作用位置から、その非作用位置より前記ディスクに近い待機位置まで前進させられたことを検出するパッド待機位置到達検出手段と、車両制動に先立って作動し、前記パッドを前記非作用位置から前記パッド待機位置到達検出手段がパッドが待機位置まで前進させられたことを検出するまで前進させるパッド前進手段とを設けたことを特徴とするディスクブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 1/06 ,  F16D 65/20

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