特許
J-GLOBAL ID:200903026105046590

プロテインチロシンキナーゼインヒビターとしての置換3-シアノキノリン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-572200
公開番号(公開出願番号):特表2002-525359
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】本発明は、抗腫瘍剤として、および多発性腎臓疾患の処置において有用である式(1)の化合物(ここでR1、G1,G2、R4、Z、Xおよびnは明細書に定義した通りである)、またはそれらの医薬的に許容できる塩を提供する。【化1】
請求項(抜粋):
構造:【化1】式中: Xは、1〜6個の炭素原子の1以上のアルキル基により場合にっては置換されていもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいはピリジニル、ピリミジニルまたはフェニル環であり、ここでピリジニル、ピリミジニルまたはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によってはモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく; Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり; Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル、または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり; G1、G2、R1およびR4はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベジルアミノ、【化2】であるが、ただしG1またはG2のいずれか、あるいはG1およびG2の両方が群【化3】から選択される基でなければならず; Yは、【化4】から成る群から選択される二価の基であり; R7は、-NR6R6、-J、-OR6、-N(R6)3+または-NR6(OR6)であり; R'7は、-NR6(OR6)、-N(R6)3+、1〜6個の炭素原子のアルケンオキシ、1〜6個の炭素原子のアルキンオキシ、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケルニルアミノ、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルキニルアミノ、4〜12個の炭素原子のN-アルケニル-N-アルキニルアミノまたは6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルキニルアミノであるが、ただしアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素または酸素原子に結合しており; Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり; Wは、>NR6、-O-であるか、あるいは結合しており; Hetは、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、ピリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、チアゾール、チアゾリジン、テトラゾール、ピペラジン、フラン、チオフェン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3-ジオキソラン、テトラヒドロピラン、および【化5】から成る群から選択される複素環であり; ここで複素環は炭素または窒素上でR6により場合によりモノ-またはジ-置換されてもよく、炭素上でヒドロキシ、-N(R6)2または-OR6により場合によりモノ-またはジ-置換されてもよく、炭素上で一価の基である-(C(R6)2)SOR6または-(C(R6)2)SN(R6)2により場合によりモノ-またはジ-置換されてもよく、あるいは飽和炭素上で二価の基である-O-または-O(C(R6)2)sO-により場合によりモノ-またはジ-置換されてもよく; R6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、カルボキシアルキル(2〜7個の炭素原子)、フェニル、またはハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノまたは1〜6個の炭素原子のアルキルの1以上により場合により置換されてもよいフェニルであり; R2は、【化6】【化7】から成る群から選択され; R3は、独立して水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、【化8】であるが、ただしR3の少なくとも1つは、群【化9】から選択され; R5は、独立して水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、【化10】であり; R8およびR9は、それぞれ独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり; Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり; Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり; a=0または1; g=1〜6; k=0〜4; nは0〜1であり; p=2〜4; q=0〜4; r=1〜4; s=1〜6; u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4である;が、ただし R6が2〜7個の炭素原子のアルケニルまたは2〜7個の炭素原子のアルキニルである時、そのようなアルケニルまたはアルキニル部分は、飽和炭素原子を通して窒素または酸素原子に結合し;そしてさらにただし、 Yが-NR6-であり、そしてR7が-NR6R6、-N(R6)3+または-NR6(OR6)である時、g=2〜6; Mが-O-であり、そしてR7が-OR6である時、p=1〜4; Yが-NR6-である時、k=2〜4; Yが-O-であり、そしてMまたはWが-O-である時、k=1〜4; Wが窒素原子を通して結合したHetと結合していない時、q=2〜4;そして Wが窒素原子を通して結合したHetと結合しており、Yが-O-または-NR6-である時、k=2〜4である;を有する式1の化合物、またはそれらの医薬的に許容できる塩。
IPC (15件):
C07D215/54 ,  A61K 31/47 ,  A61K 31/4709 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/5377 ,  A61K 31/541 ,  A61K 31/553 ,  A61P 13/12 ,  A61P 35/00 ,  C07D401/12 ,  C07D405/12 ,  C07D409/04 ,  C07D413/12 ,  C07D417/12 ,  C07D491/113
FI (15件):
C07D215/54 ,  A61K 31/47 ,  A61K 31/4709 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/5377 ,  A61K 31/541 ,  A61K 31/553 ,  A61P 13/12 ,  A61P 35/00 ,  C07D401/12 ,  C07D405/12 ,  C07D409/04 ,  C07D413/12 ,  C07D417/12 ,  C07D491/113
Fターム (53件):
4C031NA02 ,  4C031NA05 ,  4C050AA04 ,  4C050BB07 ,  4C050CC17 ,  4C050DD10 ,  4C050EE01 ,  4C050FF01 ,  4C050GG01 ,  4C050HH04 ,  4C063AA01 ,  4C063BB08 ,  4C063BB09 ,  4C063CC14 ,  4C063CC41 ,  4C063CC42 ,  4C063CC47 ,  4C063CC54 ,  4C063CC59 ,  4C063CC69 ,  4C063CC78 ,  4C063CC81 ,  4C063CC92 ,  4C063DD03 ,  4C063DD10 ,  4C063DD12 ,  4C063EE01 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086BC28 ,  4C086BC38 ,  4C086BC50 ,  4C086BC60 ,  4C086BC62 ,  4C086BC73 ,  4C086BC76 ,  4C086BC82 ,  4C086BC88 ,  4C086CB22 ,  4C086GA02 ,  4C086GA04 ,  4C086GA07 ,  4C086GA08 ,  4C086GA09 ,  4C086GA10 ,  4C086MA01 ,  4C086MA02 ,  4C086MA04 ,  4C086MA05 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA81 ,  4C086ZB26
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 置換3-シアノキノリン
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-541981   出願人:アメリカン・サイアナミド・カンパニー
審査官引用 (1件)
  • 置換3-シアノキノリン
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-541981   出願人:アメリカン・サイアナミド・カンパニー

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