特許
J-GLOBAL ID:200903026105179035
信号処理装置、信号処理方法、プログラム、ノイズキャンセリングシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
脇 篤夫
, 鈴木 伸夫
, 和智 滋明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-193191
公開番号(公開出願番号):特開2009-033309
出願日: 2007年07月25日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】FB(フィードバック)方式によるノイズキャンセリングシステムにおいて、ノイズキャンセリングのためのフィルタ処理(β特性付与)に伴う音質劣化抑制のために行われる、オーディオ信号に対するイコライジング処理の目標特性が、上記β特性と無相関となるようにする。【解決手段】入力オーディオ信号を第1の目標特性に等化して第1等化信号を生成する第1の等化手段と、上記入力オーディオ信号を第2の目標特性に等化して第2等化信号を生成する第2の等化手段とを備えるものとし、FB方式におけるフィードバックループ中に挿入される上記フィルタ処理の前段に上記第1等化信号を加算し、後段に上記第2等化信号を加算する。これにより、音質劣化抑制のためにオーディオ信号に対して行われるイコライジング処理の目標特性が、上記β特性と無相関となるようにできる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
聴取者の耳に対して装着される装着部を有し、上記装着部の内側に対して、音響再生のための振動板を備えた振動板ユニットとマイクロフォンとが設けられた音響再生装置における、上記振動板を駆動するための駆動信号を生成する信号処理装置であって、
入力オーディオ信号を第1の目標特性に等化して第1等化信号を生成する第1の等化手段と、
上記入力オーディオ信号を第2の目標特性に等化して第2等化信号を生成する第2の等化手段と、
上記マイクロフォンにより得られる収音信号を増幅する増幅手段と、
上記増幅手段により増幅された上記収音信号と上記第1等化信号とを加算して第1加算信号を生成する第1の加算手段と、
上記第1加算信号に対し、上記音響再生装置外部に生じる外部音が低減されて上記聴取者に聴取されるようにして設定されたフィードバック方式に対応する信号特性を与えることで、第1ノイズ低減信号を生成する第1のノイズ低減信号生成手段と、
上記第1ノイズ低減信号と上記第2等化信号とを加算して第2加算信号を生成する第2の加算手段と、
上記第2加算信号に基づき上記振動板を駆動するための駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
を備えることを特徴とする信号処理装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04R3/00 310
, H04R1/10 101Z
Fターム (2件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特開平3-214892号公報
-
特開平3-96199号公報
前のページに戻る