特許
J-GLOBAL ID:200903026107111942

コンクリート躯体壁面の改修ライニング工法及び改修ライニング構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358933
公開番号(公開出願番号):特開平11-190135
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 恒久的に優れた防食性を得ることができる上、簡単に施工でき、コストを削減できるコンクリート躯体壁面の改修ライニング工法を提供する。【解決手段】 断面H型のパネル支持部材30を準備しておき、コンクリート躯体壁面2にアンカーボルト10を固植し、そのボルト10に、パネル支持部材30のボルト挿通孔33内を係止させて、パネル支持部材30を所定位置に配置するとともに、パネル支持部材30のパネル側縁挿入溝31に、硬質合成樹脂製ライニングパネル20の両側縁を挿入して、多数のライニングパネル20を面状に配置し、そのライニングパネル20を、アンカーボルト10に固定した仮設抑止手段によって抑止状態に保持し、その抑止状態で、ライニングパネル20と躯体壁面2と間に裏込材を充填して、裏込材養生硬化後、仮設抑止手段を撤去するものとした改修ライニング工法。
請求項(抜粋):
所定の長さを有し、両側縁部に沿って両側方に向けて開放するパネル側縁挿入溝を有する断面H型のパネル支持部材を複数準備する工程と、裏面側に埋設固着片が突設された硬質合成樹脂製のライニングパネルを複数準備する工程と、コンクリート躯体壁面に所定配置に複数のアンカーボルトを固植する工程と、前記パネル支持部材における一方側フランジからウェブを通って他方側フランジにかけて貫通するボルト挿通孔内に前記アンカーボルトを係止させることにより、前記複数のパネル支持部材を、前記コンクリート躯体壁面に沿って水平方向に所定の間隔おきにそれぞれ垂直に配置する工程と、隣り合う前記パネル支持部材の対向し合うパネル側縁挿入溝に、前記ライニングパネルの両側縁を挿入することにより、前記複数のライニングパネルを、前記コンクリート躯体壁面から所定の間隔をおいて面状に配置する工程と、前記アンカーボルトに固定された仮設抑止手段によって、前記複数のライニングパネルを前記コンクリート躯体壁面側に抑止した状態に保持する工程と、前記複数のライニングパネルを前記仮設抑止手段により抑止した状態において、そのライニングパネルと前記コンクリート躯体壁面との間の空間部内にコンクリート等の裏込材を、その裏込材により前記埋設固着片を埋め込むように注入充填する工程と、前記裏込材を養生硬化させた後、前記仮設抑止手段を撤去する工程とを含むコンクリート躯体壁面の改修ライニング工法。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  B65D 90/04 ,  E03F 11/00
FI (3件):
E04G 23/02 H ,  B65D 90/04 C ,  E03F 11/00

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