特許
J-GLOBAL ID:200903026110589080

セルロース繊維およびセルロース繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-534003
公開番号(公開出願番号):特表2000-507315
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】約30〜70重量%の範囲の塩化亜鉛濃度および約10〜250°Cの範囲の温度で、場合により酸を含有する塩化亜鉛溶液で処理することにより、第三アミンの溶液から紡糸したセルロース繊維または該繊維から製造した繊維製品は、未処理の繊維または繊維製品と比較して以下の特性改善を達成する:フィブリル化傾向が減少し、灰色の退色の形成が防止され、かつ数回洗濯した後でも生じず、手触りは柔らかくなり、かつその柔らかさを数回洗濯した後でも維持する。さらに染色性の深みおよび均染性が改善され、かつ数回洗濯した後でも維持される。
請求項(抜粋):
セルロース繊維を、場合によりなお水および場合により安定剤を含有する、第三アミンオキシド中のセルロースの溶液の紡糸、凝固、洗浄、圧搾および乾燥により製造する方法において、繊維を洗浄後、または圧搾後、または乾燥後に、場合により酸を含有する塩化亜鉛溶液を用いて、約10〜250°Cの範囲の温度で処理し、その際該塩化亜鉛溶液は、約30〜70重量%の範囲の塩化亜鉛濃度、および0〜約10重量%の範囲の酸濃度を有し、その後、繊維を塩化亜鉛および場合により酸不含で洗浄し、場合により圧搾し、かつ乾燥することを特徴とする、セルロース繊維の製造方法。
IPC (4件):
D01F 2/00 ,  D01F 11/02 ,  D06M 11/155 ,  D06M101:06
FI (2件):
D01F 2/00 Z ,  D01F 11/02

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