特許
J-GLOBAL ID:200903026116647758
2-(アミノメチル)ピリジン及びフォスフィンを有するルテニウムの複合体、その調製方法、並びに触媒としての使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山下 穣平
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-512182
公開番号(公開出願番号):特表2007-536338
出願日: 2005年05月02日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
本願は、リガンドとして2-(アミノメチル)ピリジン及びフォスフィンを含有する新規のクラスのルテニウム(II)複合体について、開示する。この複合体は、水素転移を介した、ケトン類のアルコール類への還元において、非常に活性の高い触媒であることが証明された。このルテニウム複合体と共に、水素源として2-プロパノールを用いると、直鎖及び環状のアルキルアリール、ジアルキル並びにジアリールのケトン類を出発物質とし、これらに対応するアルコールを急速且つ高率で得ることができる。ケトン類のアルコール類への変換は、ガス状の水素雰囲気(2〜3気圧)で作用させることで、100%に到達し得る。使用したフォスフィンが光学活性を有する場合、プロキラルなケトン化合物を出発物質として、種々の光学活性を有するアルコール類を製造でき、これらは、医薬工業、農化学工業及び精製化学製品において、重要な中間体である。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (15件):
4C055AA01
, 4C055BA02
, 4C055BA27
, 4C055BB02
, 4C055BB17
, 4C055CA01
, 4C055DA01
, 4C055GA02
, 4H050AA01
, 4H050AA02
, 4H050AA03
, 4H050AB40
, 4H050WB16
, 4H050WB17
, 4H050WB21
引用特許:
出願人引用 (5件)
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米国特許第6,372,931号明細書
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米国特許第6,545,188号明細書
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米国特許第6,184,381号明細書
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米国特許第6,451,727号明細書
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ルテニウム錯体とこれを触媒とするアルコール化合物 の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-359654
出願人:科学技術振興事業団, 日本鋼管株式会社, 住友化学工業株式会社, 関東化学株式会社, 高砂香料工業株式会社, 日本曹達株式会社, 武田薬品工業株式会社
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審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Journal of Molecular Catalysis A: Chemical, (1999), Vol.149, No.1-2, p.43-49
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Tetrahedron Letters, (1999), Vol.40, No.30, p.5617-5620
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Abstracts of 45th Symposium on Organometallic Chemistry, Japan, (1998), PB149, p.330-331
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