特許
J-GLOBAL ID:200903026117289480

両極(N,S)を利用した磁石ボタン、およびその設置構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-390755
公開番号(公開出願番号):特開2002-199906
出願日: 2000年12月22日
公開日(公表日): 2002年07月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】衣服、雑品、アクセサリなどに使われる脱着可能な磁気ボタンを提供するものであり、具体的には、ボタンのスムーズな脱着と安定性を改良した、ボタンの設置構造に関するものである。【解決手段】磁気ボタンは、胴体11と外皮15に互いに反対の極性を持つ磁石12を取付けたものであり、それぞれの磁石には一方の磁石がもう一方の磁石と結合できるように磁石ハウジングを設けている。さらに、磁石のすべりを防止し、耐久性を向上させるため、磁石ハウジングの上端周縁部にバリヤーを設け、磁石ハウジング、バリヤーおよび延長部にそれぞれ係止突起を形成し、突起を固定わくに押し込んで係合することで胴体と外皮に磁気ボタンを取付けるものである。
請求項(抜粋):
製品の胴体外皮の内側に切欠溝を削成された固定板を設け、外皮の外側には外皮を貫通して前記切欠溝に嵌入されて結合される結合ピンを備える磁石を有し、相手側の磁性体を有する覆いに結合可能に構成される覆い着脱装置の磁石ボタンにおいて、前記胴体と覆いとの対応される対向位置に磁石を相互に反対の極性(N,S) に向い合うように両側にそれぞれ配置し、前記磁石の外郭を廻らす態様で磁石ハウジングを両側の磁石にそれぞれ設けて、一方の磁石ハウジングが他方の磁石ハウジングを確実に覆うように構成し、前記相互に反対の極性(N,S) で対向されて両側の磁石の磁力接触への結合をガイドして摺動による脱離を防止するため、磁石ハウジングの周縁にバリヤーを形成するとともに、前記胴体側の磁石ハウジングの下端部の下側には所定の長さの延長部を形成し、前記延長部の下側の周縁には第1の係止突起を形成して第1の固定わくと係合されるようにし、相手側の覆い側にも磁石ハウジングの下端部の下側に延長部を形成し、その延長部の下側の周縁に第2の係止突起を形成して第2の固定わくと係合されるようにしてから、前記胴体側と覆い側の磁石ボタンの延長部側に形成されている係止突起を固定わく側に挿入固定せしめて、磁石ボタンを胴体側と覆い側に設置可能にすることを特徴とする両極(N,S) を利用した磁石ボタン。

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