特許
J-GLOBAL ID:200903026117881991

ディスクブレーキ用摩擦ライニング及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-036743
公開番号(公開出願番号):特開平7-054891
出願日: 1991年02月06日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 ディスクブレーキ用摩擦ライニングにおいて、担持板の腐食防止の改善と、担持板への摩擦材料の完全な付着を達成すること及び亀裂の発生が少なく且つ騒音の発生の少ない担持板を提供すること。【構成】 ディスクブレーキ用摩擦ライニングは、担持板10と担持板に固着された圧縮された摩擦材料ブロック16とから成っていて、担持板の摩擦材料ブロックの固着される側の面には、摩擦材料ブロックを確実に固着するための多数の独立した形状部材(13)から成る焼結-融合された表装用ベッド(12)が形成されており、担持板には、腐食保護のため、表装用ベッド上に摩擦材料ブロックを押し付ける前に、動電気的方法,熱的方法又はその他の適宜の方法により生成される金属膜(50)が付着されている。
請求項(抜粋):
一個又は数個の部品で構成されていて担持板(10)に固着された圧縮摩擦材料から成るブロック(16)を含み、該担持板の上記ブロックを支持している側の面には完全な摩擦結合をなし且つアンダーカット部,くびれ部又はこれと同様の形状部(14)を有する独特の形をした部材(13)から成る焼結-融合された表装用ベッド(12)が粗地として形成されており、上記表装用ベッド(12)にはブロック状に上記圧縮摩擦材料が上記のアンダーカット部,くびれ部又はこれと同様の形状部(14)に充填された状態で取付けられている、特に路上車及び軌道車用のディスクブレーキ用摩擦ライニングにおいて、摩擦材料が上記担持板(10)上に焼結-融合された上記表装用ベッド(12)と共に或いは該表装用ベッド(12)なしに押し付けられる前に、動電気その他適宜の方法で生成される金属膜(50)が腐食保護用として上記担持板上に形成され、該金属膜(50)は銅,銀,錫,カドミウム,亜鉛,クロム又は他の適宜材料から成っていることを特徴とする、ディスクブレーキ用摩擦ライニング。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭53-047218
  • 特開昭58-156627
  • 特開昭64-039443

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