特許
J-GLOBAL ID:200903026132923501

植物に由来する異物の同定方法及びこれに用いるプライマーセット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-137460
公開番号(公開出願番号):特開2004-337069
出願日: 2003年05月15日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】簡便かつ正確、詳細に植物に由来する異物を同定するための方法及びツールを提供すること。【解決手段】(a)植物に特異的な塩基配列を有する非保存領域として、内部転写スペーサー領域1(ITS1)又は内部転写スペーサー領域2(ITS2)をターゲットとし、(b)上記ITS1又はITS2の各々の両側に存在する2つの保存領域の塩基配列中の植物で保存されている配列に基づいて設計された2つの植物ユニバーサルプライマーを含み、これらのプライマーの少なくとも一方は、植物で保存されていて、かつカビ・コウボとは異なっている塩基配列を含んでいる、プライマーセットを構成し、(c)上記プライマーセットを用いて、異物から調製したDNAを鋳型とした増幅反応を行い、(d)増幅された上記非保存領域を含む核酸断片の塩基配列から異物を同定することを特徴とする植物に由来する異物の同定方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(a)植物に特異的な塩基配列を有する非保存領域として、内部転写スペーサー領域1(ITS1)又は内部転写スペーサー領域2(ITS2)をターゲットとし、 (b)上記ITS1又はITS2の各々の両側に存在する2つの保存領域の塩基配列中の植物で保存されている配列に基づいて設計された2つの植物ユニバーサルプライマーを含み、これらのプライマーの少なくとも一方は、植物で保存されていて、かつカビ・コウボとは異なっている塩基配列を含んでいる、プライマーセットを構成し、 (c)上記プライマーセットを用いて、異物から調製したDNAを鋳型とした増幅反応を行い、 (d)増幅された上記非保存領域を含む核酸断片の塩基配列から異物を同定することを特徴とする植物に由来する異物の同定方法。
IPC (5件):
C12N15/09 ,  C12Q1/68 ,  G01N33/50 ,  G01N33/53 ,  G01N33/566
FI (5件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 Z ,  G01N33/50 P ,  G01N33/53 M ,  G01N33/566
Fターム (20件):
2G045BA11 ,  2G045CB20 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045FB02 ,  2G045FB05 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA05 ,  4B024CA11 ,  4B024HA19 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR62 ,  4B063QS16 ,  4B063QS25
引用文献:
審査官引用 (4件)
  • 日本食品衛生学会, 1998, 第76回学術講演会講演要旨集, 第52頁
  • BioTechniques, 1999, Vol. 26, No.6, pp. 1180-1186
  • Sambrook & Russell, Molecular Cloning, A Laboratory Manual, 3rd. Ed., 2001, Vol.2, 10.47
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