特許
J-GLOBAL ID:200903026134931102

車両のリヤサスペンション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262904
公開番号(公開出願番号):特開2000-085331
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 重量増加を必要最小限に抑えて車輪からの上下荷重に適切に対処し得る車両のリヤサスペンションを提供する。【解決手段】 ブラケット内側取付下部16bに対応した部分を除いてアクスルパイプ2に対し当接用切欠部10の外周側部分を対象にしてアーク溶接Wを施す一方、ブラケット内側取付下部16bについては、内側壁板9bにおける外側壁板9c側部分を対象にしてアーク溶接Wを施す。応力集中しやすいブラケット内側取付下部16bの近傍において溶接部分が分散され、応力集中が緩和されると共に強度、剛性が向上する。このため、車輪に上下荷重が入力された際に、ブラケット内側取付下部16bへの応力集中や疲労による亀裂の発生が抑制され、従来技術で必要とされたアクスルパイプ2の板厚や外径寸法の増大化が不要となり、重量増加を招くことがない。さらに、ばね下荷重が増加せず良好な操縦安定性及び良好な乗り心地を確保できる。
請求項(抜粋):
一端側が車体に支持されるトレーリングアームの他端側をトレーリングアームブラケットを介してリヤアクスルの端部側に支持し、前記トレーリングアームブラケットは、略矩形のブラケット基板と、該ブラケット基板に相対向して垂設され前記リヤアクスルと直交して配置される一対の壁板とからなり、前記ブラケット基板及び壁板には、前記リヤアクスルの下部側に当接する側面視円弧状の当接用切欠部を形成し、前記当接用切欠部を前記リヤアクスルに当接させて溶接により前記トレーリングアームブラケットを前記リヤアクスルに取り付ける車両のリヤサスペンションにおいて、相対向する前記一対の壁板のうち車両の内側の壁板と前記リヤアクスルとの溶接に関し、前記リヤアクスルの外周部の最下端側部分については前記内側の壁板における対向する他方の壁板側部分で行うことを特徴とする車両のリヤサスペンション。
IPC (2件):
B60G 9/04 ,  B60B 35/16
FI (2件):
B60G 9/04 ,  B60B 35/16 F
Fターム (3件):
3D001AA17 ,  3D001BA07 ,  3D001DA05

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