特許
J-GLOBAL ID:200903026147841897

遠心分離機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-211315
公開番号(公開出願番号):特開2000-042449
出願日: 1998年07月27日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】遠心分離機のバスケットを収容したケーシング内に滅菌用の高温スチームを供給した際にスチームが主軸の軸受側に侵入するのを防止する。【解決手段】ケーシングに設けられた軸受保持用ボス部101cのバスケット6側の端部に軸封部材51を取り付ける。軸封部材の周壁部51bを囲む軸封ブッシュ52をバスケットの底部604に気密に接続する。内部に軸封ガス導入間隙d1 を有する弁体53を、軸封部材の周壁部51bと軸封ブッシュ52との間の間隙内で周壁部51bの外周に嵌合する。軸封ガス導入間隙d1 内に高圧ガスを供給することにより弁体53の弁部材53bを軸封ブッシュ52に密接させて弁体52の両側に存在する空間相互間の連通を断ち、ケーシング内に充満したスチームが主軸3を伝わって軸受4側に侵入するのを防止する。
請求項(抜粋):
軸受保持用ボス部を有する底部と周壁部と上蓋部とを有して内部を密封し得るように構成されたケーシングと、先端を前記ケーシング内に位置させた状態で前記ボス部の内側に配置されて該ボス部に保持された軸受により回転自在に支持された主軸と、前記ケーシング内に配置されて底部の中央部が前記主軸の先端に結合されたバスケットと、前記主軸を回転駆動する回転駆動装置とを備えた遠心分離機において、前記軸受保持用ボス部の前記バスケット側の端部に気密に接続されたフランジ部と該フランジ部の内径側の端部から前記バスケット側に突出して前記主軸の先端部の外周を環状の隙間を介して取り囲む周壁部とを有する軸封部材と、前記軸封部材の周壁部を環状の隙間を介して外側から同心的に取り囲むように配置されて一端が前記バスケットの底部に気密に接続された軸封ブッシュと、前記軸封部材の周壁部の外周に気密に嵌合された状態で前記軸封部材の周壁部と前記軸封ブッシュとの間の隙間内に配置されていて、前記軸封ブッシュの内周に対向する外周側の部分が弾性材料からなる環状の封止部となっており、内部には前記封止部に沿って伸びる環状の軸封ガス導入間隙が形成された環状の弁体と、前記軸封ガス導入間隙内に軸封用高圧ガスを供給する軸封ガス供給通路とを具備し、前記弁体は、前記軸封ガス導入間隙内に軸封用高圧ガスが供給されていないときに前記封止部が前記軸封ブッシュの内周に環状の隙間を介して対向した状態を保持し、前記軸封ガス導入間隙内に軸封用高圧ガスが供給されたときに前記封止部が前記軸封ブッシュの内周に密接するように変形して前記弁体の軸線方向の両側に存在する空間相互間の連通を断つように構成されていることを特徴とする遠心分離機。
Fターム (11件):
4D057AA03 ,  4D057AB01 ,  4D057AC01 ,  4D057AD01 ,  4D057AE02 ,  4D057AF01 ,  4D057BA00 ,  4D057BA03 ,  4D057BA13 ,  4D057BA31 ,  4D057BA41

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