特許
J-GLOBAL ID:200903026153088505

窒化鉄系磁性粉末およびその製造法並びに磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 高 ,  和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-165010
公開番号(公開出願番号):特開2007-335592
出願日: 2006年06月14日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】窒化鉄系磁性粉末において、優れた磁気特性を維持しながら、磁気特性の経時劣化に対する抵抗力(耐候性)を顕著に改善したものを提供する。【解決手段】Fe16N2相主体のコアを持ち、コアの外側に窒化鉄が還元されて生じた金属Fe相に由来する酸化物相を有する平均粒子径20nm以下の磁性粒子からなり、耐候性指標Δσsが飽和磁化σsとの関係において、Δσs≦0.8×σs-30を満たす窒化鉄系磁性粉末。ここで、Δσs=(σs-σs1)/σs×100、(ただしσs1は当該磁性粉末を60°C、90%RHの雰囲気に1週間保持したのちの飽和磁化)である。この粉末は、Fe16N2相主体の粉末粒子を還元性ガスに曝して粒子の表面から一部領域を金属Fe相とし(徐還元処理)、その後、酸化性ガスに曝して前記金属Fe相の表面から一部領域を酸化物相とする(徐酸化処理)ことにより得ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
Fe16N2相主体のコアを持ち、コアの外側に酸化物相を有する平均粒子径20nm以下の磁性粒子からなり、耐候性指標Δσsが飽和磁化σsとの関係において下記(1)式を満たす窒化鉄系磁性粉末。 Δσs≦0.8×σs-30 ......(1) ただし、Δσsは下記(2)式により定義される。 Δσs=(σs-σs1)/σs×100 ......(2) ここで、 σs:当該磁性粉末の飽和磁化(Am2/kg) σs1:当該磁性粉末を60°C、90%RHの雰囲気に1週間保持したのちの飽和磁化(Am2/kg)
IPC (5件):
H01F 1/09 ,  H01F 1/06 ,  G11B 5/706 ,  G11B 5/714 ,  G11B 5/842
FI (5件):
H01F1/09 H ,  H01F1/06 L ,  G11B5/706 ,  G11B5/714 ,  G11B5/842 Z
Fターム (16件):
5D006BA04 ,  5D006BA08 ,  5D006EA00 ,  5D006FA00 ,  5D112AA05 ,  5D112BB02 ,  5D112BB06 ,  5D112BB11 ,  5D112BB12 ,  5E040AA11 ,  5E040CA06 ,  5E040HB14 ,  5E040HB17 ,  5E040NN01 ,  5E040NN06 ,  5E040NN13
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (8件)
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