特許
J-GLOBAL ID:200903026153352628

エレベータの画像監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-102543
公開番号(公開出願番号):特開平9-286576
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 昇降路内の異常の程度が小さい場合、乗かごの通常運転を自動的に再開できると共に、確実に異常を検知できるエレベータの画像監視装置の提供。【解決手段】 昇降路内の画像を乗かごの位置に対応させて記憶する第1メモリ27と、カメラ11、12による新画像を第1メモリ27の旧画像と比較して、昇降路内に異常が生じたか否かを判定する画像処理CPU26と、異常を生じた部分の新画像を記憶する第2メモリ28とを備え、前記の判定結果に応じて地震管制運転に切り替えて前記の新画像の映像データを監視センタ17に出力し、次いで所定時間の経過後に、昇降路内の異常を再度検知し、この異常が検知されない場合に、乗かごを低速運転して昇降路内に異常が生じたか否かを判定し、この判定結果に応じて乗かごの通常運転を行なう。一方、昇降路内の状況が正常であると判定したとき、第1メモリ27に記憶される旧画像を新画像に更新する。
請求項(抜粋):
エレベータの乗かごに、この乗かごが昇降する昇降路内の画像を撮影する撮像手段を設け、前記画像の映像データを電話回線を介して監視センタに出力し、この監視センタにより前記昇降路内の状況を監視するようにしたエレベータの画像監視装置において、前記画像を前記乗かごの位置に対応させて記憶する第1の記憶手段と、前記乗かごが昇降路の各階に停止する毎に前記撮像手段により撮影される新画像を、前記第1の記憶手段に記憶される旧画像と比較して、これらの新画像および旧画像間の変化量が所定の判定値より大きいとき、前記昇降路内に異常が生じたと判定する画像処理手段と、前記異常を生じた部分の新画像を記憶する第2の記憶手段とを備え、前記画像処理手段の判定結果に応じて、前記乗かごの通常運転から地震管制運転に切り替えるとともに、前記第2の記憶手段に記憶される新画像の映像データを前記監視センタに出力することを特徴とするエレベータの画像監視装置。
IPC (2件):
B66B 5/00 ,  B66B 3/00
FI (3件):
B66B 5/00 G ,  B66B 5/00 D ,  B66B 3/00 R

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