特許
J-GLOBAL ID:200903026159994257

自動車ドア補強材用高強度焼入れ鋼管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-256928
公開番号(公開出願番号):特開平5-065597
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 塗膜の形成が困難な高強度焼入れ鋼管の内周側表面の防錆性を向上させ、機械的性質及び防錆性に優れたインパクトバー等のドア補強材を得る。【構成】 C:0.10〜0.30重量%,Si:0.05〜0.50重量%,Mn:0.20〜1.50重量%を基本成分とし、他にCr,B等を含有する鋼材から得られた電縫鋼管であり、所定の製品長さに切り出された短尺鋼管10の両端開口部11,12が扁平加工等の成形加工によって閉じている。この短尺鋼管を高周波誘導焼入れするとき、引張り強さ130kgf/mm2 以上の補強材となる。或いは、製品長さの整数倍の長さをもつ長尺鋼管を焼入れした後、所定の製品長さに切断して短尺鋼管とすることも可能である。【効果】 ドア補強材用高強度鋼管として要求される強度及び靭性を有すると共に、内周側表面の防錆性が向上し、長期使用における発錆に起因した外観劣化の防止及び補強材としての機能の確保が図られる。
請求項(抜粋):
C:0.10〜0.30重量%,Si:0.05〜0.50重量%,Mn:0.20〜1.50重量%,P:0.020重量%以下,S:0.020重量%以下及びAl:0.01〜0.10重量%を含有し、成形加工によって両端開口部が閉じられている電縫鋼管であって、高周波焼入れで形成されたマルテンサイトを主体とする組織をもっていることを特徴とする自動車ドア補強材用高強度焼入れ鋼管。
IPC (7件):
C22C 38/00 301 ,  B21C 37/15 ,  B21D 19/00 ,  B21D 53/86 ,  C21D 9/08 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-205032
  • 特開平3-122219

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