特許
J-GLOBAL ID:200903026163594140

非接触IC媒体用インレットおよび非接触IC媒体ならびにそれを用いた通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-029065
公開番号(公開出願番号):特開2005-222278
出願日: 2004年02月05日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】アンテナと、アナログ回路とロジック回路とメモリ回路を備えたICとからなり、リーダライタと通信を行う非接触IC媒体用のインレットにおいて、リーダライタに安定してデータを返信できる非接触IC媒体用インレットを提供する。【解決手段】アナログ回路は、整流回路と、電圧検出回路と、電流パス回路とを備え、前記電流パス回路は前記電圧検出回路により得られた規定値以上の過大出力電圧に対応して抵抗値を減少させ出力電圧を規定値としその後抵抗値を減少した値に固定し、その後電圧検出回路により得られた出力電圧が前記過大出力電圧以上の電圧の場合前記固定した抵抗値を再度減少し出力電圧を規定値としその後抵抗値を再度減少した値に固定し、さらにその後検出回路により得れた出力電圧が前記過大出力電圧以上の電圧以上の場合同様にして抵抗値を減少しその後固定することを電圧検出回路の出力電圧に応じて繰り返すことを特徴とする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
アンテナと、アナログ回路とロジック回路とメモリ回路を備えたICとからなり、リーダライタと通信を行う非接触IC媒体用のインレットにおいて、アナログ回路は、少なくともアンテナが入力に接続された整流回路と、整流回路の出力電圧と接地との間に接続され出力電圧が規定値以上であるか否かを検出する電圧検出回路と、出力電圧と接地との間に接続され抵抗値が可変の抵抗を備えた電流パス回路と、整流回路の出力電圧と接地との間に接続され出力がアンテナに接続され、ロジック回路より得られた信号を出力として返信する返信回路とを備え、前記電流パス回路は前記電圧検出回路により得られた規定値以上の過大出力電圧(1)に対応して抵抗値を減少させ出力電圧を規定値としその後抵抗値を減少した値に固定し、その後電圧検出回路により得られた出力電圧が前記過大出力電圧(1)以上の電圧(2)の場合前記固定した抵抗値を再度減少し出力電圧を規定値としその後抵抗値を再度減少した値に固定し、さらにその後検出回路により得れた出力電圧が前記過大出力電圧以上の電圧(2)以上の場合同様にして抵抗値を減少しその後固定することを電圧検出回路の出力電圧に応じて繰り返し、返信回路動作時は電流パス回路に流れる電流値の変化を小さくすることにより、リーダライタとの通信を安定して行うことの出来ることを特徴とした非接触IC媒体用インレット。
IPC (1件):
G06K19/07
FI (2件):
G06K19/00 H ,  G06K19/00 J
Fターム (3件):
5B035BB09 ,  5B035CA12 ,  5B035CA23
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 非接触ICカード用LSI
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-280915   出願人:富士通株式会社

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