特許
J-GLOBAL ID:200903026165508011

蒸散装置の薬液カートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-099108
公開番号(公開出願番号):特開平7-275335
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 吸液芯の外径に多少バラツキがあっても、芯取付部材に確実に密着させることができ、輸送時などに薬液が漏れることのない蒸散装置の薬液カートリッジを提供する。【構成】 薬液容器31内に収容された薬液32を外部に浸出させる吸液芯34を薬液容器31の芯取付口33に取り付ける芯取付部材35の芯保持部41は、弾性を有し、その芯挿入孔の孔径が吸液芯34の外径よりも少し大きく形成されているので、吸液芯34の外径に多少バラツキがあっても、容易に吸液芯34を芯挿入孔40に挿入させることができる。また、芯取付部材35の容器装着部42を薬液容器31の芯取付口33の内面に圧入嵌合させると、芯取付口33に圧入嵌合した容器装着部42の圧入力に伴う圧縮応力が連結リブ43を介して芯保持部41に作用するので、芯保持部41を弾性変形させて吸液芯34に密着させることができる。
請求項(抜粋):
薬液容器の芯取付口に芯取付部材によって取り付けられた吸液芯により前記薬液容器内に収容された薬液が外部に浸出する薬液カートリッジを装置本体に装填し、発熱部の発熱により前記吸液芯から薬液成分を蒸散させる蒸散装置の薬液カートリッジにおいて、前記芯取付部材は、前記吸液芯の外径よりも大きい孔径の芯挿入孔が形成された弾性を有する芯保持部と、前記芯取付口の内面に圧入嵌合する容器装着部と、前記芯取付口に圧入嵌合した前記容器装着部の圧入力に伴う圧縮応力を前記芯保持部に作用させる連結リブと、前記芯保持部と前記容器装着部との間を閉塞する閉塞部とが一体に形成されていることを特徴とする蒸散装置の薬液カートリッジ。
IPC (2件):
A61L 9/03 ,  A01M 1/20

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