特許
J-GLOBAL ID:200903026166817492

α-(4-イソブチルフェニル)プロピオンアルデヒドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-012856
公開番号(公開出願番号):特開平10-182541
出願日: 1989年08月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 α-(4-イソブチルフェニル)プロピオンアルデヒド(αPA)を工業的、経済的かつ高純度で製造する方法を提供すること。【解決手段】 工程(I):イソブチルベンゼンを酸触媒存在下特定の温度で下記式(I)のポリアルキルベンゼンと不均化反応させてp-イソブチルエチルベンゼン(PBE)を製造し、工程(II):次いでこのPBEを気相で、特定の温度、圧力、接触時間、転化率で特定の脱水素金属触媒存在下脱水素させてp-イソブチルスチレン(PBS)を製造し、工程(IIIa):このPBSを特定のカルボニル化触媒の存在下、特定の温度、圧力で一酸化炭素および水素と反応させてαPAを製造する。【化1】
請求項(抜粋):
次の工程(I)、工程(II)および工程(IIIa)工程(I):イソブチルベンゼンを、酸触媒の存在下に反応温度-10〜600°Cの条件で下記式(I)で表されるポリアルキルベンゼンと不均化反応させて、p-イソブチルエチルベンゼンを製造する工程【化1】(ここで、R1 =(-CH3 )m または(-C2 H5 )m 、R2 =(-C2 H5)n ;ただしm、nは、2≦m+n≦6を満たす1から5までの整数)工程(II):前記工程(I)で得られるp-イソブチルエチルベンゼンを気相で、反応温度300〜650°C、反応圧力50kg/cm2 以下、接触時間0.005〜20秒、p-イソブチルエチルベンゼンの転化率80重量%以下の条件で周期律表中第1B族、第2B族、第6A族、第7A族および第8族から選ばれる金属を含む脱水素金属触媒の存在下に脱水素させることによりp-イソブチルスチレンを製造する工程工程(IIIa):前記工程(II)で得られたp-イソブチルスチレンを、遷移金属錯体カルボニル化触媒の存在下、反応温度40〜150°C、一酸化炭素と水素の混合圧力10〜600kg/cm2 で一酸化炭素および水素と反応させてα-(4-イソブチルフェニル)プロピオンアルデヒドを製造する工程からなることを特徴とするα-(4-イソブチルフェニル)プロピオンアルデヒドの製造方法。
IPC (13件):
C07C 47/228 ,  B01J 21/12 ,  B01J 27/06 ,  B01J 31/02 103 ,  C07C 5/333 ,  C07C 6/12 ,  C07C 15/46 ,  C07C 45/50 ,  C07C 51/09 ,  C07C 57/30 ,  C07C 67/38 ,  C07C 69/612 ,  C07B 61/00 300
FI (13件):
C07C 47/228 ,  B01J 21/12 X ,  B01J 27/06 X ,  B01J 31/02 103 X ,  C07C 5/333 ,  C07C 6/12 ,  C07C 15/46 ,  C07C 45/50 ,  C07C 51/09 ,  C07C 57/30 ,  C07C 67/38 ,  C07C 69/612 ,  C07B 61/00 300

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