特許
J-GLOBAL ID:200903026171820140
音声合成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-233879
公開番号(公開出願番号):特開平10-078795
出願日: 1996年09月04日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 音声合成装置において、撥音、促音及び長音等のモーラ音素や母音無声化音韻系列を含んだ音韻記号列に対して、音韻継続時間長を精度良く決定することができず、自然な日本語音声を合成できなかった。【解決手段】 区画区分部40が、発声される母音において音韻記号列を区切って音韻区画を決定する。母音部エネルギー重心点間時間長設定部42は、リズム規則(A)44を用い音韻区画両端の母音部に挟まれた音韻系列の種類と発話速度とをパラメータとして、この音韻区画に対する母音部エネルギー重心点間時間長DGを決定する。各音韻継続時間長設定部46はリズム規則(B)48を用いDGと前記音韻系列の種類とをパラメータとして、音韻区画を各音韻部分に区分し、各音韻部分の音韻継続時間長を決定する。上記音韻系列の種類は、例えば撥音に続く子音、促音を構成する子音の種類や母音無声化音韻系列の種類で区別される。
請求項(抜粋):
テキストから音声を規則合成する音声合成装置において、テキストから母音部、子音部及びモーラ音素を含んだ音韻記号列を生成する音韻記号列生成手段と、前記音韻記号列を前記母音部によって音韻区画に区分する区画区分手段と、前記音韻区画内の前記子音部及び前記モーラ音素の種類に応じて、当該音韻区画の両端に位置する前記各母音部のエネルギー重心点の間隔である母音部エネルギー重心点間時間長を求める母音部エネルギー重心点間時間長生成手段と、前記音韻区画の前記母音部エネルギー重心点間時間長、当該音韻区画内の子音部及び前記モーラ音素の種類に応じて、当該音韻区画内の各音韻の音韻継続時間長を決定する音韻継続時間長生成手段と、を含み、この音韻継続時間長を利用して音声合成することを特徴とする音声合成装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G10L 5/04 F
, G10L 3/00 H
前のページに戻る