特許
J-GLOBAL ID:200903026175823101

誘導飛しょう体システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-238016
公開番号(公開出願番号):特開平10-089897
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 電波妨害環境下においても所定の撃破効果を達成するためには、誘導飛しょう体自信の妨害処理能力の向上または、誘導飛しょう体と地上装置の連携した妨害処理を行い、状況に応じて妨害機への追尾、妨害を克服しての目標追尾の継続、地上装置からの指令による誘導飛しょう体の誘導制御、または誘導飛しょう体の送受信機及び信号処理部の動作モードの制御が必要であった。【解決手段】 広帯域受信アンテナと広帯域受信機を設け、UHF〜ミリ波帯の受信処理を可能にし、受信レベルが予め定められた値以上でかつ、主アンテナから入力される電波の信号レベルが小さく誘導信号が不安定と判断した場合は、広帯域受信機からの信号により追尾を行うようにする。
請求項(抜粋):
目標を探知、追尾し、追尾した目標情報をもとに射撃・誘導計算を行って発射指令を出し、飛しょう体を発射する地上装置と、飛しょう体中に目標を捕捉、追尾し自律誘導して目標を撃破する誘導飛しょう体とからなる誘導飛しょう体システムにおいて、目標を探知、追尾し、かつ誘導飛しょう体を追尾し誘導飛しょう体との通信を行うレーダ装置、上記レーダ装置からの追尾情報を用いて射撃計算及び誘導計算を行い、誘導飛しょう体の発射諸元や誘導指令信号を計算する射撃・誘導計算部、上記誘導飛しょう体の位置、速度、姿勢信号から飛しょう体発射後の誘導計算評価の要否を判定する評価判定回路及び目標と誘導飛しょう体の相対距離、相対速度から飛しょう中の撃破確率を計算し評価する誘導計算評価回路とで構成される射撃制御装置と誘導飛しょう体を発射する発射機とを備えた地上装置と、電波を放射及び受信する主アンテナ、上記レーダ装置からの誘導指令信号を受信し、かつ上記レーダ装置へ誘導飛しょう体や目標の情報を送信する通信用アンテナ、送信信号を発生する受信機、上記主アンテナ及び通信用アンテナからの受信信号を増幅し復調する受信機、目標信号を検出し処理する信号処理部、目標追尾時の電波妨害信号を処理するECCM(Electric Counter Counter Measurement)回路、目標追尾時の上記目標信号や誘導飛しょう体自身の姿勢情報から飛しょう制御信号を作成するオートパイロット、妨害電波を受信する広帯域受信アンテナ、上記広帯域受信アンテナからの受信信号を減衰又は、増幅し、復調する広帯域受信機と上記広帯域受信機からの信号レベルが予め設定された値以上のとき上記信号処理部の追随処理を目標から妨害機へ切り替える信号処理制御回路とで構成される誘導飛しょう体とを具備したことを特徴とする誘導飛しょう体システム。
IPC (6件):
F41G 7/22 ,  F41G 9/00 ,  F42B 15/01 ,  G01S 7/36 ,  G01S 13/66 ,  G05D 1/12
FI (6件):
F41G 7/22 ,  F41G 9/00 ,  F42B 15/01 ,  G01S 7/36 ,  G01S 13/66 ,  G05D 1/12 C

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