特許
J-GLOBAL ID:200903026184668208

空圧回路を備えた真空ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248568
公開番号(公開出願番号):特開平8-086281
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 ピストンロッドの往復運動を有効に利用する空圧シリンダー型の真空ポンプを提供する。【構成】 空圧シリンダー3の二つのポート4、5の各々に二つのチェックバルブCVを並列、且つ空気の流れ方向が逆になるように設け、それぞれを吸気側と排気側の二つに分けるような空圧回路を組む。状態Aではピストンロッド1が矢印X1方向に動くと、シリンダー3内の空間C1が正圧、C2が負圧になり、チェックバルブCV2とCV3を介して空気流が吸気ポートP1に真空(負圧)が発生する方向に形成される。また、状態Bではピストンロッド1が矢印X2方向に動くと、シリンダー3内の空間C1が負圧、C2が正圧になり、チェックバルブCV1とCV4を通り、やはり吸気ポートP1に真空(負圧)が発生する方向に空気流が生じる。ピストンロッド1が往復運動する毎に吸気ポートP1に真空(負圧)を発生させることができる。
請求項(抜粋):
シリンダー内の長手方向に摺動可能に設けられたピストンと該ピストン摺動用のピストンロッドと、該ピストンで二つに仕切られたシリンダー内部空間の各々の空間に通じたシリンダー壁面に設けられるポートと、各ポートにそれぞれ二つのチェックバルブを並列で、かつ空気流の方向が互いに逆向きになるように規制するように設けた二又状の空気配管と、各空気配管の同一方向に空気流を規制するチェックバルブ出口側を吸気ポートへ、各空気配管の前記方向とは逆向きに空気流を規制するチェックバルブ出口側を排気ポートへ接続したことを特徴とする空圧回路。

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