特許
J-GLOBAL ID:200903026186120374

密封型スラスト玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-225701
公開番号(公開出願番号):特開平7-077220
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】軸受取付対象装置側にシール部材を設けなくても、設けた場合と同等の効果が得られるようにすること。【構成】斜接タイプの密封型スラスト玉軸受Aに装備される2つのシール部材4,5に、第1の環状レース1の外側円筒部1cおよび第2の環状レース2の内側円筒部2bに対してそれぞれ接触する主シールリップ4c,4d,5c,5dを設けることに加えて、軸受取付対象装置(ストラット式サスペンション装置)の構成部品(図2のアッパーマウント部材6、ロアーマウント部材7)に対して接触させられる補助シールリップ4e,5eを設けている。
請求項(抜粋):
薄肉鋼板からプレス成形されてなる2つ一対の軌道輪の間に複数の玉を介装し、玉を両軌道輪に対して斜接させているとともに、内部に潤滑剤を封入した構成の密封型スラスト玉軸受であって、両軌道輪の径方向内外の両端に、互いに相手軌道輪側へ向けて軸方向に延びる内側円筒部および外側円筒部がそれぞれ設けられており、一方軌道輪の内側円筒部および他方軌道輪の外側円筒部に、それらと対向配置される他方軌道輪の内側円筒部および一方軌道輪の外側円筒部に対してそれぞれ接触する主シールリップを有するシール部材が設けられており、これらのシール部材には、前記主シールリップの他に、主シールリップの接触相手となる軌道輪の外側面よりも軸方向外側へ突出して軸受取付対象装置の構成部品に対して接触させられる補助シールリップが設けられている、ことを特徴とする密封型スラスト玉軸受。
IPC (2件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/16

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