特許
J-GLOBAL ID:200903026187750274

管路清掃装置における吸引ノズルの傾斜角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-168940
公開番号(公開出願番号):特開平6-007756
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 吸引ノズルの傾斜角を-180°〜180°まで測定できる管路清掃装置を提供する。【構成】 吸引ノズル17の回転方向が時計回り、かつ、傾斜センサー11の出力電圧Vθの時間微分値DVθ/DTが正である場合(ステップS9からステップS13に進む場合)と、上記回転方向が反時計回り、かつ、時間微分値DVθ/DTが負である場合(ステップS2からステップS6に進む場合)とにおいて、すなわち、吸引ノズル17の傾斜角が-180°〜-90°および90°〜180°である場合において、出力電圧Vθが正であるときに、ステップS7およびステップS14において、(180°-(傾斜センサー11が測定した傾斜角θ))を吸引ノズル17の真の傾斜角であるとする一方、出力電圧Vθが負であるときに、ステップS8およびステップS15において、(-180°-(傾斜センサーが測定した傾斜角θ))を吸引ノズル17の真の傾斜角であるとする。
請求項(抜粋):
管路の軸芯位置に配置される吸引管側に設けられたモータにより所定の角度範囲で円周方向に揺動される吸引ノズルと、上記吸引ノズルに取り付けられ、鉛直方向に対する傾斜角の正弦値に比例する電圧を出力し、上記傾斜角を90°から-90°まで測定できる傾斜センサーと、前方から見た上記吸引ノズルの回転方向が時計回りであるのか反時計回りであるのかを判断する回転方向判断手段と、上記傾斜センサーの出力電圧の時間微分値を算出し、この時間微分値が正であるのか負であるのかを判断する出力電圧微分判断手段と、上記傾斜センサーの出力電圧が正であるのか負であるのかを判断する正負判断手段と、上記回転方向判断手段が、上記吸引ノズルの回転方向が前方から見た時計回りであると判断し、かつ、上記出力電圧微分手段が上記傾斜センサーの出力電圧の時間微分値が正であると判断した場合において、上記正負判断手段が上記出力電圧が正であると判断したときに、(180°-(上記傾斜センサーが測定した傾斜角))を上記吸引ノズルの真の傾斜角であるとする一方、上記正負判断手段が上記出力電圧が負であると判断したときに、(-180°-(上記傾斜センサーが測定した傾斜角))を上記吸引ノズルの真の傾斜角であるとする第1傾斜角判別手段と、上記回転方向判断手段が、上記吸引ノズルの回転方向が前方から見た時計回りであると判断し、かつ、上記出力電圧微分手段が上記傾斜センサーの出力電圧の時間微分値が負であると判断したときに、上記傾斜センサーが測定した傾斜角を上記吸引ノズルの真の傾斜角であるとする第2傾斜角判別手段と、上記回転方向判断手段が、上記吸引ノズルの回転方向が前方から見た反時計回りであると判断し、かつ、上記出力電圧微分手段が上記傾斜センサーの出力電圧の時間微分値が負であると判断した場合において、上記正負判断手段が上記出力電圧が正であると判断したときに、(180°-(上記傾斜センサーが測定した傾斜角))を上記吸引ノズルの真の傾斜角であるとする一方、上記正負判断手段が上記出力電圧が負であると判断したときに、(-180°-(上記傾斜センサーが測定した傾斜角))を上記吸引ノズルの真の傾斜角であるとする第3傾斜角判別手段と、上記回転方向判断手段が、上記吸引ノズルの回転方向が反時計回りであると判断し、かつ、上記出力電圧微分手段が上記傾斜センサーの出力電圧の時間微分値が正であると判断したときに、上記傾斜センサーが測定した傾斜角を上記吸引ノズルの真の傾斜角であるとする第4傾斜角判別手段とを備えたことを特徴とする管路清掃装置における吸引ノズルの傾斜角検出装置。
IPC (2件):
B08B 9/04 ,  G01C 9/00

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