特許
J-GLOBAL ID:200903026188061855

バックアップ回線の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 修治 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-340620
公開番号(公開出願番号):特開平5-175978
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 ループ状ネットワークシステムにて主局装置と副主局装置間を結ぶ第三の伝送路を使用してループ伝送路障害時のバックアップ回線を形成する。【構成】 主局装置10a、副主局装置10b、複数台の従局装置11aと11bを互いに逆の伝送方向のループ伝送路12aと12bにより接続する。さらに、主局装置と副主局装置間を第三の伝送路13で接続する。ループ伝送路上の複数箇所の障害14a、14b、14cにより、主局装置と副主局装置とで二つのループバックを形成し、双方装置で、第三の伝送路ヘ通信路を切り替えることにより、二つのループバック間での通信が可能となるバックアップ回線を形成する。
請求項(抜粋):
監視制御機能を有する主局装置と主局装置の制御下で通信制御を行う複数の従局装置とを互いに逆の伝送方向の2本の伝送路で接続したループ状伝送路に、主局装置と従局装置の機能を切替可能な副主局装置と、主局装置と副主局装置との間に第三の伝送路と、主局装置および副主局装置にそれぞれ前記第三の伝送路へ切替える伝送路切替部と、同じく主局装置と副主局装置に主局装置と副主局装置間でループ状伝送路による通信が行えないことを検出すると伝送路切替部へ第三の伝送路への切替を指示する伝送路切替制御部とを設け、ループ状伝送路が正常な時には、副主局装置は主局装置の制御下で従局装置として機能し伝送を行い、ループ状伝送路の障害により主局装置の制御下から切り離されると自ら主局装置の機能に切り替わり、前記主局装置は前記主局装置制御下にある従局装置間で障害箇所を回避する第一のループバック伝送路を形成し、一方前記副主局装置も前記副主局装置制御下にある従局装置間で障害箇所を回避する第二のループバック伝送路を形成し、前記第一のループバック伝送路の各従局装置と前記第二のループバック伝送路の各従局装置との間での伝送には、前記主局装置の伝送路切替部および前記副主局装置の伝送路切替部を介して前記第三の伝送路を前記第一のループバック伝送路と前記第二のループバック伝送路とに接続して行うことを特徴としたバックアップ回線の形成方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-154542
  • 特開昭60-160245

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