特許
J-GLOBAL ID:200903026188524570

家具の摘み装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-334553
公開番号(公開出願番号):特開平7-189530
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 固定ボルトEの締め付け過ぎでケース体1が変形したり、出没機構25の作動の阻害を防ぎ、摘み体21の前後動を摘み体21を回動せず円周方向の回転に変換し摘み体21をケース体1内に収納状態に保持したり突出させ、摘み体21をケース体1に対して安定した状態で出没できる。【構成】 ケース体1、摘み体21及び出没機構25を有する。ケース体1は複数の案内溝6及びストッパー7並びにカムベース体12を有しカムベース体12は複数のガイド溝13及びカム14を有する。摘み体21は各案内溝6及び各ストッパー7に係合する複数の摺動突部24を有する。出没機構25は摘み体21に固定されるカムスライダ27、このカムスライダ27にて作動される円筒状のカムホィル26及び摘み体21を附勢するスプリング28を有する。カムホィル26は複数のカム突起30を有する。カムスライダ27は多数の切替カム36を有する。
請求項(抜粋):
家具の可動体に埋設される円筒状のケース体と、このケース体内に出没自在に設けられた摘み体と、この摘み体を第1の押込みにより収納状態に保持し第2の押込みにより突出させる出没機構とを具備し、前記ケース体は、その周壁部に前記摘み体を前後方向に案内する複数の案内溝を形成するとともに、この各案内溝の前端部にストッパーを形成し、その内部に円筒状のカムベース体を固着し、このカムベース体の周壁部に複数の前後方向のガイド溝を形成するとともに、この各ガイド溝の後端部間にカムをそれぞれ形成し、前記摘み体は、前記カムベース体側に位置する周縁部に前記ケース体の各案内溝に摺動自在に係合しかつ前記各ストッパーに係止される複数の摺動突部をそれぞれ突設し、前記出没機構は、前記摘み体に固定される円筒状のカムスライダと、このカムスライダに位置決めされて回転自在に嵌合されるとともに前記カムベース体に出没自在に嵌合される円筒状のカムホイルと、前記摘み体を常時突出方向に付勢するスプリングとからなり、前記カムホイルは、その後端部に前記カムベース体の各ガイド溝に摺動自在に係合するとともに、この各ガイド溝の後端部間の各カムに係脱自在に係合する複数のカム突起をそれぞれ突設し、前記カムスライダは、その後端部に前記カムホイルの各カム突起を前記カムベース体の各ガイド溝から各カムに向かって回転移行させる多数の切替カムを形成したことを特徴とする家具の摘み装置。

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