特許
J-GLOBAL ID:200903026190459076
構造物の側方流動対策構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-239955
公開番号(公開出願番号):特開2000-064265
出願日: 1998年08月26日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 地盤の液状化に伴う側方流動から構造物を保護するための施工性、経済性に優れた側方流動対策構造を提供する。【解決手段】 護岸1の陸側に位置する橋脚用の基礎構造物2の外周に連続壁4を構築し、基礎構造物2を円形状に包囲する。連続壁4には、内面側に排水機能を付与した排水機能付き鋼材3を用いる。地震時の液状化層11の過剰間隙水圧の上昇に対し、間隙水圧を排水機能付き鋼材3の内側に形成される排水路を通じて逸散させることで、連続壁4の内面側近傍の地盤における液状化を抑止し、地盤剛性の低下を防ぐ。連続壁4と液状化抑止エリア5aの地盤剛性とにより、地震時の地盤の液状化に起因する側方流動FLに抵抗する。
請求項(抜粋):
地盤の液状化に伴う側方流動から構造物を保護する側方流動対策構造であって、内面側および/または外面側の地盤と接する部分に水の浸入を許容する多数の小孔または開口部を有し、鉛直方向に排水路を形成した排水機能付き鋼材で、前記構造物外周地盤に連続壁を構築して構造物を囲うことにより連続壁近傍の液状化を抑止し、側方流動から構造物を保護することを特徴とする構造物の側方流動対策構造。
Fターム (1件):
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