特許
J-GLOBAL ID:200903026191052565

ベンチレータの整風構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-016533
公開番号(公開出願番号):特開平8-188045
出願日: 1995年01月07日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 ベンチレータに収容したグリルを回動させて空気の吹出し方向を調節するに際し、該グリルが中立位置から一方の回動終端または他方の回動終端に回動させられても、吹出される風に乱流を生ずることがなく、有効量の風の吹出しを確保し得る。【構成】 ケース本体12の内壁面に同一形状の第1整風板54と第2整風板56とが夫々配設される。各板体54,56は、その前方端部がグリル14の後部開口内に対応的に臨む長さに寸法設定されたものである。また各板体54,56は、ダンパ24の支軸25によりケース本体12の内壁面に位置決めされる。従ってグリル14を回動させた際に、各板体54,56が夫々弾性変形し、前記グリル14の後部開口部との係合状態を保持するため、ベンチレータの背面側から供給される風が、グリル14の回動端部で乱流を生ずることなく速やかに吹出される。
請求項(抜粋):
インストルメントパネル(38)の空調開口部(40)に装着されるケース本体(12)と、このケース本体(12)の内部に回動自在に枢支され、前記空調開口部(40)からの温度調節された空気の吹出し方向を可変自在なグリル(14)と、前記ケース本体(12)の開口部(16)に装着され、前記グリル(14)の吹出し口(18)を枠開口部(20)に臨ませる化粧枠体(22)とからなるベンチレータにおいて、前記ケース本体(12)の対向し合う内壁面に第1および第2の整風板(54,56)が夫々配設されて、各整風板(54,56)の前方側の端部が前記グリル(14)の後部開口内に対応的に臨み、前記グリル(14)を中立位置から一方の回動終端に向けて回動させると、その回動終端側に位置する第1の整風板(54)の前方端部が該グリル(14)に押圧されてグリル回動方向に撓曲し、また前記グリル(14)を中立位置から他方の回動終端に向けて回動させると、その回動終端側に位置する第2の整風板(56)の前方端部が該グリル(14)に押圧されてグリル回動方向に撓曲するよう構成したことを特徴とするベンチレータの整風構造。
IPC (3件):
B60H 1/34 ,  F24F 13/14 ,  F24F 13/15

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