特許

J-GLOBAL ID：200903026202141581

電子レンジ

発明者： 上田 健 ,  田辺 武士
出願人/特許権者： シャープ株式会社
代理人 (1件)： 梅田 勝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-335242
公開番号（公開出願番号）：特開平10-189235
出願日： 1996年12月16日
公開日（公表日）： 1998年07月21日
要約：

【要約】【課題】 従来の電子レンジは、カーレントトランスによる高圧トランスのレアショートを高精度で異常検出することは困難であった。【解決手段】 マグネトロン2と高圧トランス4とからなる高周波加熱手段と、高周波加熱手段の動作中に一次回路に流れる電流値を検出するカーレントトランス3と、カーレントトランス3の検出信号により高周波加熱手段を制御するマイコン1とを備えた電子レンジにおいて、マイコン1は、カーレントトランス3が検出した検出値が、予め定めた基準値に到達した場合に、該検出値の変化量が、所定時間内に予め定めた変化量以上となると、高圧トランス4の二次巻線がレアーショートしたと判断して、高周波加熱手段への通電を停止する。

請求項（抜粋）：

高周波加熱手段と、該高周波加熱手段の動作中に流れる電流値を検出する電流検出手段と、電流検出手段の検出信号により高周波加熱手段を制御する制御手段とを備えた電子レンジにおいて、上記制御手段は、上記電流検出手段が検出した検出値の変化量が、所定時間内に予め定めた変化量以上となると、高周波加熱手段を停止することを特徴とする電子レンジ。