特許
J-GLOBAL ID:200903026206770958

カルバゾール系重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-080678
公開番号(公開出願番号):特開平7-053682
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【構成】1,5-ジ(9-カルバゾリル)ペンタンに塩化第二鉄を常温、常圧、窒素雰囲気下で2時間反応させ、ポリ(1,5-ジカルバゾリルペンタン)を収率84%で得た。元素分析を行なったところ、C:87.3%、H:5.8%、N:6.9%であり、数平均分子量Mn=6,200、ガラス転移温度は196°Cであった。このポリマはプレス成形やソルベントキャスト成形でき、強靭で透明なフィルムが得られた。【効果】主鎖にカルバゾール構造を有し、溶融、キャスト成形可能な高分子量カルバゾール系重合体が容易に得られる。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】で表わされる繰り返し単位からなり、数平均分子量1,000以上のカルバゾール系重合体。(ここでR1〜4は水素、または炭素数1〜20の脂肪族、脂環族、芳香族の1価の炭化水素基、アルコキシ基、またはアリロキシ基を表わす。Zは炭素数1〜20の脂肪族、脂環族、または芳香族の2価の炭化水素基、または下記式(2)で表わされる2価の基、またはカルボニル基、またはスルホニル基を表わす。【化2】但しXはカルボニル基、スルホニル基、エーテル基、またはスルフィド基を表わす。ここでR5〜6は水素、または炭素数1〜20の脂肪族、脂環族、芳香族の1価の炭化水素基、アルコキシ基または、アリロキシ基を表わす。mは1〜10の整数を表わす。)

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