特許

J-GLOBAL ID：200903026212491971

積層型LC共振器および積層型LCフィルタ

発明者： 松村 定幸 ,  加藤 登 ,  野村 浩子
出願人/特許権者： 株式会社村田製作所
代理人 (1件)： 森下 武一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-257980
公開番号（公開出願番号）：特開2001-085227
出願日： 1999年09月10日
公開日（公表日）： 2001年03月30日
要約：

【要約】【課題】 高いQ値のインダクタを有し、優れた高周波特性を有する積層型LC共振器および積層型LCフィルタを提供する。【解決手段】 インダクタパターン24a,24bは、シート14,15に設けた長穴ビアホール33を介して電気的に接続している。長穴ビアホール33はインダクタパターン24a,24bの左右のエッジ部に配設されている。これらインダクタパターン24a,24b及び長穴ビアホール33は、内部に絶縁体が充填された横断面が四角形の管状構造のインダクタL1を構成する。コンデンサパターン25は、シート14,15を介してインダクタパターン24a,24bの開放端部にそれぞれ対向し、コンデンサC1を形成する。つまり、コンデンサパターン25はインダクタL1の管状構造の内側に積層される。そして、コンデンサC1と管状構造のインダクタL1とでLC並列共振回路R1を形成する。

請求項（抜粋）：

絶縁層とインダクタパターンとコンデンサパターンとを積み重ねて構成した積層体内部に、前記インダクタパターンにより形成されるインダクタと、前記コンデンサパターンが前記絶縁層を挟んで前記インダクタパターンに対向して形成するコンデンサとでLC共振回路を形成した積層型LC共振器において、LC共振回路の前記インダクタが、二つ以上の前記インダクタパターンを前記絶縁層に設けたビアホールを介して電気的に接続してなる管状構造体であり、前記コンデンサパターンを前記インダクタの管状構造体の内側に積層したことを特徴とする積層型LC共振器。

IPC (5件)：

H01F 17/00 ,  H01F 27/00 ,  H01F 27/29 ,  H03H 7/075 ,  H01P 1/203

FI (5件)：

H01F 17/00 A ,  H03H 7/075 A ,  H01P 1/203 ,  H01F 15/00 D ,  H01F 15/10 C

Fターム (15件)：

5E070AA05 ,  5E070AB01 ,  5E070AB06 ,  5E070BA12 ,  5E070CB01 ,  5E070CB13 ,  5E070CB17 ,  5J006HB03 ,  5J006HB05 ,  5J006HB15 ,  5J006HB22 ,  5J024AA01 ,  5J024DA04 ,  5J024DA29 ,  5J024DA35