特許
J-GLOBAL ID:200903026216033706

電子写真感光体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-328442
公開番号(公開出願番号):特開平8-184973
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【構成】電子写真感光体の感光層に特定の分子量範囲の2種のポリカーボネート樹脂を特定の比率でバインダーとして用いる。【効果】耐摩耗性の向上と塗膜の均一性を両立させる。
請求項(抜粋):
導電性支持体上に、単一層の又は電荷発生層上に電荷輸送層が順次積層されてなる感光層を、直接又は中間層を介して積層した電子写真感光体であって、前記感光層は、下記構造単位(1)を有する粘度平均分子量が30,000以上50,000以下のポリカーボネート樹脂(I)と、下記構造単位(2)を有する粘度平均分子量が70,000以上100,000以下のポリカーボネート樹脂(II)とを含有し、低分子量成分のポリカーボネート樹脂(I)が、ポリカーボネート樹脂(I)とポリカーボネート樹脂(II)との合計重量の、70重量%以上90重量%以下であることを特徴とする電子写真感光体。【化1】(式中、R1〜R8はそれぞれ、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数7〜17のアラルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基を示し、これらの基は置換基を有してもよく、該置換基が炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、ハロゲン原子である。Xは、直接結合しているか、炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数1〜10の環状アルキリデン基、炭素数6〜12のアリレン基、スルホニル基、カルボニル基を示し、これらの基は置換基を有してもよく、該置換基が炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、ハロゲン原子である。nは10〜1000の整数を示す。)【化2】(式中、R9〜R16はそれぞれ、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数7〜17のアラルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基を示し、これらの基は置換基を有してもよく、該置換基が炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、ハロゲン原子である。Yは、直接結合しているか、炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数1〜10の環状アルキリデン基、炭素数6〜12のアリレン基、スルホニル基、カルボニル基を示し、これらの基は置換基を有してもよく、該置換基が炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、ハロゲン原子である。nは10〜1000の整数を示す。)
IPC (3件):
G03G 5/05 101 ,  G03G 5/05 102 ,  C08L 69/00 LPS

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