特許
J-GLOBAL ID:200903026219997609

均一粒径球状フェノール樹脂とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-162201
公開番号(公開出願番号):特開平7-018043
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 一次粒子の平均粒径が1〜30μmで、平均粒径の±20%の粒径範囲に少なくとも70%以上の一次粒子が存在する、粒径が揃ったフェノール-ホルムアルデヒド系樹脂の製造方法。【構成】 水または水/水混和性有機溶媒の混合溶媒中でフェノールとホルムアルデヒドを反応させる際に、反応開始時に、反応系の溶媒量を重量比で1/4以上とし、反応系の温度を60°C以上に昇温させて反応を開始した後、反応系を60°C以上に保持して、反応系における溶媒の重量比が1/8以下、溶媒が混合溶媒である場合には混合溶媒中の水混和性有機溶媒の割合が10重量%以下になるまで濃縮しながら反応を続け、析出した球状ノボラック樹脂を硬化剤との反応により硬化させる。
請求項(抜粋):
水中でフェノール化合物とホルムアルデヒドとを酸触媒の存在下に反応させて球状フェノール-ホルムアルデヒド系樹脂を製造する方法において、(1) 反応開始時に反応系における水の重量比が1/4以上であり、(2) 反応系の温度を60°C以上に昇温させて反応を開始した後、蒸発した水の少なくとも一部を系外に除去しながら反応系を60°C以上に保持して反応系における水の重量比が1/8以下になるまで反応を続け、(3) 析出したノボラック球状粒子を硬化剤との反応により硬化させることを特徴とする、球状フェノール-ホルムアルデヒド系樹脂の製造方法。

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