特許
J-GLOBAL ID:200903026220252927

防水コネクタにおけるシール部材の保持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310012
公開番号(公開出願番号):特開平9-129304
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構造を付加するだけでシール部材を抜け止め状態に保持できるようにする。【解決手段】 雌ハウジング1には、端子収容室7を構成する収容筒部6が設けられている。シール部材3は収容筒部6の前面から外周部にわたって被せられるキャップ状に形成されている。シール部材3の内面には、収容筒部6の外面に弾接可能な係止突部41が形成されている。係止突部41は、その先端が装着方向の斜め後方を向いた姿勢で形成されている。シール部材3を装着する際には、引掛突部41は収容筒部6の対応する面上を摺接して、さらに寝るように弾性変形しつつ押し込まれる。抵抗が小さくて済んで簡単に装着できる。一旦装着されたのちは、引掛突部41が収容筒部6の外面に食い込むように作用して、抜け止め状態に強固に保持される。
請求項(抜粋):
雌側のコネクタハウジングには雌型端子金具が収容される端子収容室を複数個並べて形成した収容部が設けられ、その収容部の前面から外周面にわたって弾力性を有するシール部材が装着されて、そのシール部材を相手の雄側のコネクタハウジングの嵌合面との間で挟むことにより、両コネクタハウジング間ならびに雌側のコネクタハウジングの各端子収容室間をシールする防水コネクタにおいて、前記シール部材を前記雌側のコネクタハウジングに保持するための構造であって、前記シール部材の内周面には、雌側のコネクタハウジングの収容部の外周面に圧接されつつ引っ掛かる引掛突部が形成されていることを特徴とする防水コネクタにおけるシール部材の保持構造。

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