車両用内燃機関の冷却系装置

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：伊藤洋二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-048302
公開番号（公開出願番号）：特開平8-246873
出願日： 1995年03月08日
公開日（公表日）： 1996年09月24日
要約：

【要約】【目的】水冷式内燃機関1の燃費低減、排気ガス浄化を図る。【構成】水冷式内燃機関1の冷却水出口側の回路に、断熱構造を持った蓄熱タンク13、流量制御弁6、暖房用ヒータコア4を配設し、機関暖機時には流量制御弁6を暖房用ヒータコア4への流路が全開となる位置に設定するとともに、空調用送風機5を停止して、蓄熱タンク13内の高温の冷却水をヒータコア4で放熱することなく、吸気熱交換器9、オイル熱交換器10、11を経て、機関1に吸入させる。これにより、高温の冷却水により機関吸気、機関潤滑オイル、変速機作動オイルを効果的に加熱し、暖機を促進する。暖機終了後は、流量制御弁6の開度を通常の空調プログラムに従って制御し、機関吸気、機関潤滑オイル、変速機作動オイルを季節に対応して適切に加熱または冷却する。

請求項（抜粋）：

水冷式内燃機関の冷却水を循環ポンプにて循環するようにした冷却水回路において、前記内燃機関から流出した冷却水を蓄積する、断熱構造を持った蓄熱タンクと、この蓄熱タンクの下流側に設置され、この蓄熱タンクから流出した冷却水と空気とを熱交換して空気を加熱する暖房用ヒータコアと、この暖房用ヒータコアに送風する送風機と、前記蓄熱タンクと前記暖房用ヒータコアとの間の冷却水回路に設置され、前記暖房用ヒータコアを通過する冷却水の流量を制御する流量制御弁と、前記暖房用ヒータコアの冷却水下流側に設置され、前記内燃機関の潤滑オイルおよび車両自動変速機の作動オイルの少なくとも一方の潤滑オイルと冷却水とを熱交換するオイル熱交換器と、このオイル熱交換器の冷却水下流側を前記内燃機関の冷却水吸入側に接続する冷却水吸入側回路と、前記内燃機関が暖機中であるときと暖機終了後の運転状態であるときに対応して、前記流量制御弁および前記送風機の作動を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする車両用内燃機関の冷却系装置。

IPC (10件)：

F01P 7/14 , B60H 1/00 101 , F01M 5/00 , F01P 3/20 , F01P 7/16 504 , F01P 11/08 , F02D 45/00 314 , F02M 31/10 , F02N 17/04 , F02N 17/06

FI (12件)：

F01P 7/14 Z , B60H 1/00 101 X , F01M 5/00 A , F01P 3/20 E , F01P 3/20 F , F01P 3/20 H , F01P 7/16 504 E , F01P 11/08 E , F02D 45/00 314 Q , F02M 31/10 A , F02N 17/04 A , F02N 17/06 D

引用特許：

出願人引用 (3件)

特開平2-041921
特開昭63-259117
特開昭47-026524

審査官引用 (3件)

特開平2-041921
特開昭63-259117
特開昭47-026524

前のページに戻る