特許
J-GLOBAL ID:200903026227551741
多様な行列格納法を使用可能な連立方程式の並列処理装置および方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-016105
公開番号(公開出願番号):特開平9-212483
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 反復解法により連立一次方程式を解くメモリ分散型並列計算機において、多様なデータ格納方法に対応して効率的な並列処理を行うことが課題である。【解決手段】 反復解法の1つであるMGCR法の探索ベクトルsi を格納する配列W1は4台のPEに分散配置され、係数行列Aとsi を用いて計算された三角行列を格納する配列W2は各PEに配置される。A×si のような行列ベクトル積は4台のPEにより並列に計算され、Aの格納方法に依存しない計算は各PE内で冗長に処理される。行列ベクトル積を反復解法のアルゴリズムから独立させることにより、各種の行列格納方法に対応することが可能になり、処理の汎用性が向上する。また、MGCR法を実装することで高速な反復解法が実現される。
請求項(抜粋):
スパース行列を係数行列とする連立方程式を、反復解法により解く並列計算機において、前記係数行列を複数部分に分割して格納し、該係数行列の格納形式に依存する計算を並列に行う並列演算手段と、前記並列演算手段による計算結果を中間配列として、分割して記憶する中間配列記憶手段と、前記中間配列のデータを用いて、前記係数行列の格納形式とは独立に処理を実行し、反復処理を制御する反復手段とを備えることを特徴とする並列処理装置。
IPC (3件):
G06F 17/12
, G06F 15/16 390
, G06F 17/16
FI (3件):
G06F 15/324
, G06F 15/16 390 Z
, G06F 15/347 Z
引用特許:
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