特許
J-GLOBAL ID:200903026232433730

再構成リポタンパク質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-328732
公開番号(公開出願番号):特開平7-242699
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 脂質及びリポイド物質に関連した疾病の種々の予防及び治療に有用であるrHDLを簡単に迅速に工業的に製造できる方法を提供すること。【構成】 再構成高密度リポタンパク質(rHDL)をアポリポタンパク質と脂質から製造する際、有機溶媒を意図的に添加することなく、濃度1〜40gタンパク質/リットルのアポリポタンパク質水溶液と脂質-洗浄剤水溶液とを、脂質の洗浄剤に対するモル比が1:0.5〜1:4.0、アポリポタンパク質の脂質に対する重量比が1:1.5〜1:5.0となるように混合し、得られたアポリポタンパク質-脂質-洗浄剤混合物を水中での前記脂質の相変化温度±10°Cの範囲の温度でインキュベーションし、そして上記洗浄剤を少なくとも部分的に除去する。
請求項(抜粋):
アポリポタンパク質と脂質から再構成され、タンパク質含量20±2g/リットルで温度20°C±2°Cで測定した濁り度が40NTU未満である再構成リポタンパク質粒子を含有する製剤の工業的製造方法において、濃度1〜40gタンパク質/リットルのアポリポタンパク質水溶液を脂質-洗浄剤水溶液と混合するが、その際脂質の洗浄剤に対するモル比が1:0.5〜1:4.0、アポリポタンパク質の脂質に対する重量比が1:1.5〜1:5.0であり、その後得られたアポリポタンパク質-脂質-洗浄剤混合物を、水中での前記脂質の相変化温度±10°Cの範囲の温度でインキュベーションし、さらに精製しなくとも前記使用したタンパク質の95%以上及び総脂質の90%以上が結合している直径5〜50nmで質量50,000〜1,000,000ダルトンのタンパク質-脂質粒子状物が得られるまで、前記洗浄剤をサイズ排除又は吸着剤による吸着により除去することを特徴とする再構成リポタンパク質を含有する製剤の工業的製造方法。
IPC (3件):
C07K 14/775 ,  C07K 1/22 ,  A61K 38/00 ADN
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-246339
  • 特開平1-294699
  • 特表平7-507554

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