特許
J-GLOBAL ID:200903026234205026

ネットワーク中継器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-337153
公開番号(公開出願番号):特開平10-178442
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】本発明は、ネットワークシステム中に備えられ、情報の塊としてのデータパケットの送信を中継する、いわゆるルータ等と呼ばれるネットワーク中継器に関し、メモリ容量の増大化を抑えつつそのデータパケットの通信の可否を高速に知る。【解決手段】各端末(各MACアドレス)に、それぞれ各1つのVLANIDを割り当てるとともに、受信側のVLANIDと受信側のVLANIDを座標とした各座標点にその発信側VLANIDを持つ端末からその受信側VLANIDを持つ端末への通信が許容されている(論理‘1’)か否か(論理‘0’)かを示す結合情報を格納した結合管理テーブルを備えた。
請求項(抜粋):
発信元アドレスと受信先アドレスを含む情報の塊としてのデータパケットの発信元もしくは受信先のうちのすくなくとも一方として作用する1つ以上の端末が接続され得るポートを複数備えるとともに、通信が許容された複数の端末のグループであるVLANが、各端末が接続されたポートとは独立に、かつ1つの端末が複数の異なるVLANに重複して所属することが許容されて定義され、同一のVRANに属する発信元端末から受信先端末に向けたデータパケットの送信を中継するネットワーク中継器において、前記複数のポートのうちのいずれかのポートに接続されてなる各端末のアドレスと、前記複数のポートを相互に識別するためのポートIDと、共通の1つのVLANのみ、もしくは共通の複数のVLANのみに属する1つ以上の端末を1つの単位グループとしたときに、前記複数のポートのうちのいずれかのポートに接続された全ての端末それぞれがいずれか1つの単位グループのみに属するように振り分けられてなる複数の単位グループが相互に識別されるように定義されてなるVLANIDとが対応づけられてなるVLAN制御テーブルを記憶するVLAN制御テーブル記憶手段、各発信元端末が属する各単位グループの各VLANIDと、各受信先端末が属する各単位グループの各VLANIDとの双方のVLANIDに対応して、発信元端末側の各VLANIDによって識別される単位グループに属する端末から受信先端末側の各VLANIDによって識別される単位グループに属する端末へのデータパケットの送信が許容されているか否かを示す情報が格納されてなる結合管理テーブルを記憶する結合管理テーブル記憶手段、および前記複数のポートのうちのいずれかのポートからデータパケットが入力されてきたときに、前記VLAN制御テーブル記憶手段に記憶されたVLAN制御テーブルを参照して、該データパケットの発信元アドレスから発信元端末が属する単位グループのVLANIDを知るとともに該データパケットの受信先アドレスから受信先端末が属する単位グループのVLANIDを知り、次いで、前記結合管理テーブル記憶手段に記憶された結合管理テーブルを参照して、該発信元端末から該受信先端末への該データパケットの送信が許容されているか否かを知り、該送信が許容されている場合に、該データパケットを、該受信先端末が接続されてなるポートから送り出す転送制御手段を備えたことを特徴とするネットワーク中継器。
IPC (2件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/28

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