特許
J-GLOBAL ID:200903026237289328
可逆性複合電極およびそれを用いたリチウム二次電池
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014038
公開番号(公開出願番号):特開平6-231752
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、電池、エレクトロクロミック表示素子、センサ-、メモリ-等の電気化学素子に使用する有機化合物よりなる酸化還元反応速度を改良した可逆性電極に関する。【構成】 本発明の電極は、ジスルフィド系化合物のうち特に4,5-ジアミノ-2,6-ジメルカプトピリミジンとπ電子共有系導電性高分子とを複合化した複合電極である。この複合電極をリチウム二次電池の正極として用いると150wh/kg以上の大きなエネルギ-密度を有しかつ充放電サイクル特性の優れた二次電池が構成できる。特に、π電子共有系導電性高分子としてポリアニリンを用いた複合電極と、アクリロニトリルとアクリル酸メチルあるいはメタアクリル酸メチルとの共重合体と、リチウム塩と、プロピレンカ-ボネ-ト、エチレンカ-ボネ-ト、ジエチレンカ-ボネ-ト、ジメトキシエタン、スルホランから選ばれる1種以上の溶媒を含む固形電解質とからなる固形電極組成物は、特に、優れた充放電サイクル特性を与える。
請求項(抜粋):
4,5-ジアミノ-2,6-ジメルカプトピリミジンと、π電子共役系導電性高分子とから成ることを特徴とする可逆性複合電極。
IPC (3件):
H01M 4/02
, H01M 4/60
, H01M 10/40
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